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にこにこ! 家族の健康学校!!【「卵=悪玉コレステロール」は誤解⁉ 最新研究でわかった真実】
【「卵=悪玉コレステロール」は誤解⁉ 最新研究でわかった真実】
皆さん、こんにちは。加藤です。
以前メルマガで、
「卵を食べると脂肪肝や高血圧を予防するかもしれない」
という研究をご紹介しました。
私自身、卵焼きや親子丼など卵料理が大好きなので、この結果を知ったときはとても嬉しかったです。
皆さんの中にも「それなら卵をもっと食べようかな」と思われた方がいたのではないでしょうか?
今回は、その続編のような情報をお伝えします。
「卵=コレステロールが高いから心臓病のリスクがある」と言われてきましたが、最新の研究でその常識が覆されつつあるんです。
【卵は本当に悪玉コレステロールを上げるのか?】
「卵=コレステロールが高い食べ物」
「だから、食べすぎると心臓病になる」
このように思っている方、多いのではないでしょうか?
でも、南オーストラリア大学の研究では、驚きの結果が示されました。
◆最新研究のポイント
30年以上にわたり調査した研究によると…
●卵を1日2個食べても、飽和脂肪酸の少ない食事と組み合わせると
LDLコレステロール(悪玉)値は上昇しない
●むしろ、卵を食べた人の方が LDLコレステロールが低くなった
●LDL-Cを上げる本当の原因は 卵ではなく、飽和脂肪酸(バター・ベーコン・ソーセージなど)
この研究から、卵の摂取が問題なのではなく、一緒に摂取する食べ物が問題であるということが分かったんです。
【卵を健康的に食べるコツとは】
つまり、卵そのものが悪いのではなく、一緒に食べるものが大事!
例えば…
●卵+トーストにバターをたっぷり ⇒ × 飽和脂肪酸が増えてリスクUP
●卵+オリーブオイル+野菜 ⇒ ◎ 心臓にやさしい朝ごはん
一緒に食べるものを変えるだけで、健康を保つことができるんです。
【まとめ】
以前のメルマガでは「週3個以上の卵で脂肪肝や高血圧リスクが下がる」ことをご紹介しました。
今回は、
「1日2個の卵でも、一緒に摂取する食べ物の飽和脂肪酸が少なければ悪玉コレステロールは上がらない」
という情報をお伝えしました。
卵は健康の“味方”!
ただし、ベーコンやバターとの組み合わせには注意しましょう!
卵に関する研究はまだまだ進化しています。
でも確実に言えるのは、「卵はもう悪者ではない」ということです。
さて、明日の朝ごはんは、オリーブオイルと野菜を添えた目玉焼きなんていかがでしょうか?
夏休みですので、お子さんやお孫さんと一緒に作ると、健康的で楽しい時間になるかもしれませんね。
皆さんにとって明日も素敵な一日になりますように!