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【in-transition】「判断しない」という白銀律
みなさんは人からされて嫌だなって思うことありませんか?
きっと皆さん、色々ありますよね。
ぼくが最近思った人からされて嫌だったことは、「判断されること」でした。
「加藤くんって〇〇だから、△△なんだよ」って。
いやーな気持ちが、胸の内でモヤモヤと。
昔だったらその嫌な感情に飲み込まれていましたが、最近は感情は気づきのサインだと分かってきたので、感情を引き起こした出来事にフォーカスできるようになってきました。「あっ、この人、いまオレのことを「判断」したな」って。
ぼくの住んでいる北海道の田舎では、クルマは必需品です。クルマがないと生活も仕事もできない。北海道民にとっては、1時間程度の運転で行けるところだと近いなと思うくらい、クルマの運転は日常茶飯事です。
クルマの運転は判断の連続です。交差点で右折するとき、信号が青であること、対向車が来ていないこと、右折先の横断歩道に歩行者がいないことを確認して、認知して、判断して発信します。安全に車を運転するために「判断」は必要不可欠。
でも、他人を「判断」するのは、クルマの運転とは訳が違います。なぜなら、相手のことを100%認知することなんて不可能だから。24時間いつも一緒にいたって、相手の心や考えていることを認知することなんてできないし、まして久しぶりに会った人の状況やなにをしてきたかなんてわかるはずもないわけで。
だから、相手を判断することはできようがないんです。
判断するってことは、もっと相手を理解しようとする努力を放棄すること。あなたはこういう人って、勝手に「判」を押して、バサッて「断」つこと。自分がまだ知らない相手の可能性と繋がるチャンスを捨てること。
わたしたちが生きる世の中にはたった2つのルールしかありません。
「〇〇せよ」っていうものと、「〇〇するなかれ」の2種類です。例えば、「自分がしてもらって嬉しいと思うことを、相手にもしたらいい」が前者で、「自分がしてもらって嫌なことは、相手にしない」というのが後者です。「〇〇せよ」型のルールは、肯定的なことを他者に対して積極的に行う態度であるのに対して、「〇〇するなかれ」型のルールは、否定的なことを他者に対して消極的である態度です。ちゃんと名前もついていて、「〇〇せよ」型のルールが「黄金律(Golden Rule)」、「〇〇するなかれ」型のルールが「白銀律(Silver Rule)」と呼びます。
「相手を判断するなかれ」はわたしたちが互いにハッピーに生きていくための大切な白銀律だと思います。
そして、この白銀律を適用したい一番の相手とは誰でしょう?
あなたのパートナーでしょうか?あなたの親や子ども?友達や仕事仲間?
この白銀律を適用したいあなたにとって最も身近な存在、それはあなた自身です。
自分を判断していませんか?
自分を判断すること、それはあなたの人生という有限の時間の中にある無限の可能性を閉ざすこと。
自分を判断するのは、死んでからでも十分間に合います。
自分を判断するから、他人も判断しちゃう。
自分と相手の可能性を閉ざしちゃうもったいない人。
「汝、己を判断するなかれ、さすれば汝、他を判断せざるだろう」
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