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#34 佐藤進一の万能健康法 エリック・バーンの交流分析からひもとく男女関係

#34 佐藤進一の万能健康法 エリックバーンの交流分析からよみとく男女関係

ディマティーニメソッド認定ファシリテーターの佐”’藤’進一です。

春分の頃のメルマガで自分を知るためにPCMセミナーを受講した話をしました。
https://www.kcj-pcm.com/about/
スペースシャトルの乗組員、クリントン政権のスタッフなど
この心理学ベースのコミュニケーション技術PCMで高いパフォーマンスを発揮した例は枚挙に暇がありません。
※メルマガ#29を復習すると、心理学の立ち位置が分かると思います。

今回はPCMであまり問い扱われていない男女関係について
PCMはエリック・バーンの交流分析がベースになっていますが、
エリック・バーンは男女関係に特化したこんな本も書いています。

日本語で分かりやすい解説はこちら
https://www.direct-commu.com/shinri/transactional-analysis/ta1/
でもって今回の話題の心理ゲームについて詳しくはこちら
https://japan-kokoro.com/what-shinrigame/

コミュニケーションの6段階
1 引きこもり : 挨拶もしない 相手の存在を認めない
2 儀礼    : 挨拶 相手の存在を認知する 登山道ですれ違う程度の関係性
3 社交    : お天気など差しさわりのない会話 「なにか手伝うことはある?」 相手の存在を認知していることを示す
4 活動    : 家事を手伝ったり実際に行動する。自分の時間・手間を提供して、相手を尊重する。
5 心理ゲーム : 無意識に相手を試している。あるいは相手の度量の広さに甘えている場合も、
6 親密    : 信頼関係

では5段階目の心理ゲーム : ここでは男女関係を進めるうえでハードルになるのはおもに”アラ探しゲーム”

 山を越えて、谷を飛び、大魔王を倒して、助けに来てくれる人だけ合格というピーチ姫のような王子様の資格認定ゲームを無意識に設定してしまいます。
”ごみ捨てをしてくれないアナタは失格”
"相手の欠点を詮索する" 
”30年前の彼女との写真が出てきたから許せない”
"自分の失敗を認めずに責任転嫁する"
"いつも遅刻してくるが、許されて当然だと思っている"

キックミーゲーム(相手がわざと自分を拒絶させるような言動をとる心理ゲーム)

というような、性格や意見を尊重しあえるかどうかという優先順位の高いことよりも、優先順位低めの些細な点で、パートナー候補を減点してしまうこと。倦怠期には必ず起こるので、真の信頼関係を結ぶ前にこれをいなすスキルが必要になります。自分でも無意識にやってしまう事があるので、そういう心理ゲームを相手に仕掛けてしまうという事を十分認識して、意図して避けることが必要です。

アダブティッド・チャイルド(AP:一人では何もできず助けを求めている)が発現しているのに、助けに来た人を厳しく査定して、99%不合格の烙印を押してしまうという、自己矛盾にパートナーを巻き込む心理ゲームをしてしまいます。
上手くいくのが怖い、上手くいく保証がないと前に勧めない状態。
私の体験談で恐縮ですが、離婚して2年くらいたった2015年頃に、偉い人から紹介された再婚話です。連れ子6歳小学1年生を絶対に大学卒業させてくれという条件 もちろん!?生活費・学費はこちら側の負担
すでに中途半端に教育された他人の子どもを、大学卒業までサポートできるかというと、ほとんどはその条件は飲めないのではないでしょうか?これは初対面から遠回りにノーと言われていると判断しましたが、交流分析を勉強した今になって思えば、心理ゲームが発動していたのだと分かります。
私はといえば、一緒に人生の荒波(リスク)に立ち向かうパートナーを探していたのですが、、、

ほとんどすべて失格という高すぎるハードルを乗り越えた王子様が現れなければ、フリー・チャイルド(FP:のびのびと感性・表現力が豊か)になれないという呪いを自分に課しているのはむしろすごいという感じがします。

ちなみ、昭和の教育などによる呪縛を感じている方には、盟友ちえぽん著の
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佐藤進一 Shinichi Sato official Wim Hof Method Instructor
【佐藤進一の万能健康法サイト】Kindle本ランキング1位を獲得した「ヴィム・ホフ・メソッド実践マニュアル」著者であり現役の整形外科医が、心身の健康と潜在能力開花をもたらす万能健康法をまとめていく。
おかげさまで33万回再生!

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