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承認欲求や欲望は「なくせない本能」

おはようございます、
こころ和ませ屋さんの仲田博道です。
今日も朝一番搾りメルマガを開いてくれて、ありがとうございます。

今日は、承認欲求や欲について考えたことをシェアします。

よく、「承認欲求は悪いもの」
「欲を持つのはダサい」「自慢は嫌われる」なんて言われますよね。

でも──
それって、本当にそうなんでしょうか?

最近の私は、こんなふうに感じているんです。

承認欲求や欲望って、“なくすべきもの”じゃなくて、
そもそも「なくせない本能」なんじゃないか?

たとえば、
・誰かに「すごいね」って言われたい
・SNSで反応があるとちょっと嬉しい
・「かっこいい」と思われたい
・人より目立ちたい
・お金や自由や注目が欲しい

こういう気持ちって、
どんなに真面目で誠実な人の中にも、
実はちゃんとあると思うんです。

でも。
ここがポイント。

問題なのは、「欲があること」じゃなくて──
その欲求に“振り回されているか”どうかなんですよね。

というのも、
同じ「欲求」でも、それに“飲まれている”ときと、
“対話できている”ときでは、まったくエネルギーが違います。

たとえばこんなふうに:

欲求に飲まれている vs 欲求と対話している
 
欲求に飲まれているときは、
・「もっと認めて」「足りない」と焦りや不安がベースにある
・無意識に自慢っぽくなったり、押しつけがましくなってしまう
・まわりの人は「ちょっと重いな…」と感じて、距離をとりたくなる
・自分の中にも「渇き」や「虚しさ」が残りやすい

逆に、欲求と対話できているときは、
・「私はこういう気持ちがあるんだ」と自分で認めてあげている
・表現や分かち合いとして、あたたかく自然に出せる
・まわりの人も「わかる!応援したい」と共感しやすくなる
・なにより、自分の中に「静かな満足感」や「満ちる感覚」が残る

つまり──

欲を持つことが悪いんじゃない。
その“持ち方”が人生を分けるんです。

そしてもう一つ。

ちゃんと欲を満たした先にこそ、「本当の自己実現」がある。


心理学者マズローも、
欲求の階段をこう表しました👇

生理的欲求(食・睡眠など)
   ↓
安全欲求(安心・安定した暮らし)
   ↓
所属と愛の欲求(仲間・つながり)
   ↓
承認欲求(認められたい)
   ↓
自己実現の欲求(あるがままの自分を生きる)

 
つまり、承認欲求をちゃんと通らなければ、
その上の“自己実現”には行けない。

無理に飛び越えようとすると、
その階段がグラグラするんです。

だから私は思うんです。

もう、承認欲求を恥じなくていい。
「かっこよく思われたい」って思っていい。
自分の欲望を、自分で否定しなくていい。

ちゃんと見てあげて、
ちゃんと抱きしめて、
「よしよし、それも自分だなぁ」って、笑ってあげる。

その瞬間から、
欲求は“暴れる感情”じゃなく、“人生のコンパス”に変わっていくんです🌱

今日も、読んでくれてありがとうございます。

あなたの中にある欲望や願いが、
安心して息をできるようになりますように。

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