映画「国宝」、話題になっていたから皆さんご覧になったよね？
そろそろネタバレしてもいいかな？笑

ヤクザの組長の跡取り息子として生まれた主人公が目の前で両親を殺されてしまい、中学生から歌舞伎役者に引き取られるのですね。
そこで同じ年のその家の跡取り息子と共に歌舞伎役者になるべく生きていく話です。

ドラマだからねー♪

才能を見出されるけれども、今までの生き方から在り方、発声や目つき、立ち居振る舞いの一つ一つを体罰か？と言われる程の厳しさで女形に仕込まれていく様子を見て、今の自分と重ね合わせていました。

生まれ育った家では当たり前だったこととか
それが当たり前と思っていたからこそ、うっかり放つ言動とか、
「あ、それって当たり前って思って来たけど、違うの？」
って世間に出てビックリしたことってありませんでしたか？

自分の育った環境こそが全てだった頃、そうじゃないんだって気がついた時のショックったらなかった。
そりゃ、ヤクザの家に育った訳ではないけれど、自分の当たり前がみんなの当たり前じゃなく、自分の普通は全員の普通じゃなかったって気がついた時、どうしたら嫌われないんだろう？って思ってね…

一つ一つウケがいいようにいろいろな自分を作っていったような気がします。
無意識のうちにね。
それにプラスして過去世から持ち越して来たものとかある訳じゃないですか？
「これが自分だ」を持ち過ぎてて「本当の自分」に気が付けなくて、なんだか苦しくなって、少しずつ後から形成して来た「周りにウケがいい自分」を手放していきました。
そんな自分と重ねて見てました笑笑

「ウケがいい自分」を捨てたら愛されないんじゃないか？
これが怖くて…
人には「そのままで愛されるんだよね？」って言うけど、自分にはビクビクで。

だからあんな風にヤクザの息子から歌舞伎役者に転身する、変容だよねーそれも蝶々みたいに美しくて♡
並大抵のことじゃないことを慮りながら「はぁ♡」って見てました。

また主人公が自分の業(カルマ)が出ちゃって、転落していくシーンとか、人間の宿命的なものを感じてました。
自分の癖や業が出ちゃってやらかした時を思い出して、何とも言えない気持ちになったり。
そんな自分にうんざりしながらも歌舞伎役者を捨てられなくて…
それで食べて行くしかなくて…

少年時代に目の前で愛する人たちを殺されたら、そりゃトラウマになりますよね。
「失ってしまうのではないか？」って恐れが、本当に大切な人たちを失う流れとか…痛いけど、仕事しかなくなっていくのも運命だよなぁってね。
身を削るように生きた人は魂は輝くよねって思ってみたりね。

見たのは6月の半ばだったかな？
それから私はまた少し変容して、「そんな人生もあるよねー」って。
人の一生って凄く長くて重くてって思って来たのだけど、もしかしたらそれさえ一夜の夢のように思えて来てね♡
「次は何の映画を見ようかな？」くらいに考えられてる自分がいて。

もしかしたら本当に人生って映画みたいなものなのかも知れないなぁって今は思ってます(^^)

https://ameblo.jp/jf184k-alegrias/entry-12919635105.html
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カッパ様メッセージ

みんな夏休みなのかなぁ？
電車が空いてるねー♪