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夏の練習、体のケアは大丈夫?
ゆらぎ整体の安川です。
毎日暑い中、お疲れ様です。
夏になると、
アスリートの皆さんや
部活動に励む学生さんからの
相談が増えるんです。
「練習量を上げたら肘が痛くなった」
「試合前なのに肩の調子が、、、」
「毎日の練習で膝に違和感が」
なんて声をよく聞きます。
今回は夏の練習で
気をつけたいスポーツ障害と、
パフォーマンスを維持するための
ケア方法をお話ししますね!
夏の練習で多いスポーツ障害
1. オーバーユース症候群
夏場の集中練習や合宿で、
同じ動作を繰り返すことで
起こる障害です。
テニス肘、野球肩、
ランナー膝などが代表的。
2. 疲労骨折
練習量の急激な増加や、
疲労が蓄積することで起こります。
足の甲や脛骨に多く見られます。
3. 筋・腱の炎症
アキレス腱炎、膝蓋腱炎など。
練習強度が上がると、
筋肉や腱への負担も増加します。
4. 関節の可動域制限
連日の練習で筋肉が硬くなり、
関節の動きが悪くなって
怪我のリスクが高まります。
5. 熱中症関連の筋痙攣
脱水や電解質不足で
筋肉が攣りやすくなり、
それが原因で他の部位を痛めることも。
夏場に障害が増える理由
練習量・強度の増加
夏の合宿や大会に向けて、
練習量や強度を一気に上げがちです。
体の適応が追いつかないことがあります。
暑さによる疲労蓄積
高温多湿の環境では、
通常より多くのエネルギーを
消費し、疲労回復が遅れます。
水分・電解質バランスの乱れ
大量の発汗により、
筋肉の機能低下や痙攣が
起こりやすくなります。
睡眠の質の低下
暑さで睡眠が浅くなり、
疲労回復が不十分になることも。
アスリート向け!夏の障害予防法
練習計画の見直し
段階的な負荷増加
- 練習量は週単位で10-15%以下の増加に留める
- 高強度練習の後は必ず軽めの日を設ける
- 月に1回は完全休息日を作る
環境に応じた調整
- 気温が高い日は練習時間を短縮
- 日中の練習は避け、朝夕の涼しい時間帯に
- 室内練習も上手く活用する
水分・栄養管理
効果的な水分補給
- 練習前:体重1kgあたり5-7ml
- 練習中:15-20分毎に150-250ml
- 練習後:失った体重の150%を補給
電解質の補給
- 1時間以上の練習にはスポーツドリンクを
- 塩分タブレットも効果的
- バナナなどでカリウムも忘れずに
疲労回復とケア
質の高い睡眠
- エアコンで室温を26-28度に設定
- 就寝2時間前からスマホは控える
- 練習後のクールダウンで体温を下げる
積極的リカバリー
- 軽いジョギングやウォーキング
- プールでの水中歩行
- ヨガやピラティスで柔軟性維持
セルフケアの徹底
- 練習後のストレッチは20-30分
- フォームローラーでの筋膜リリース
- アイスバスや冷水シャワーで炎症予防
要注意!こんな症状は早めに相談を
- 練習中の痛みが日に日に強くなる
- 朝起きた時に痛みや違和感がある
- 動作の途中で引っかかるような感覚
- パフォーマンスの明らかな低下
- 同じ部位を何度も痛める
我慢して練習を続けると、
軽傷が重傷になることも。
早めの対処が競技復帰への近道です。
当院でのアスリートサポート
競技者の皆さんには、
ただ痛みを取るだけでなく、
パフォーマンス向上も
視野に入れた治療を行っています。
詳細な動作分析
競技特性を理解した上で、
動作の癖や体のバランスを
チェックします。
競技復帰プログラム
段階的に競技レベルまで
戻すための、個別リハビリメニューを作成。
パフォーマンス向上のための調整
関節可動域の改善、
筋力バランスの調整で、
怪我予防とパフォーマンスアップを
同時に目指します。
メンテナンス定期ケア
月1-2回の定期的なケアで、
コンディションを最適な状態に保ちます。
最後に
夏の練習は確かにハードですが、
体のケアを怠らなければ、
必ず成果につながります。
「もっと練習したい」
気持ちもわかりますが、
体が資本です。
適切な休息とケアも、
強くなるための
大切な練習の一部だと
考えてください。
目標に向かって頑張る
アスリートの皆さんを、
全力でサポートします!
競技に関する体の悩みがあれば、
遠慮なくご相談ください。
一緒にベストパフォーマンスを
目指しましょう♪
次回は
「体のメンテナンス、してますか?」
をお届けします。お楽しみに!
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過ごせますように!
ゆらぎ整体
院長 安川竜男