作文110番

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理由、具体例を省かないで!

こんばんは。

連日、猛暑ですね~。

私は「溶けるのはパス」とばかりに引きこもっています。

暑いから・・・というよりも

単に恐ろしく積みあがっている仕事の山と格闘しているだけです。




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先日、Aさんに

「○○の場面では黒い服は着ないほうがいい」

と言われ、困りました。

私だって着たくて着ているわけではなく、

○○の場面では黒が定番だから

仕方なく着ているだけなのに・・・と。




ところが後日、Bさんからも同じことを言われました。

しかしBさんは、

「黒ではなくベージュや白だと本人の良さを引き出す」

「黒以外が無理ならば明るい鞄やラメ入りシュシュを」

と、具体的な理由と代替案を示してくれたのです。




その瞬間、

「あ、そもそもが、黒い服が一般的というだけで、

絶対に黒じゃないとだめという決まりはないし・・・。

よしこうなったら黒はいっそのことやめて明るい色にしよう!」

と私は決心し、30分後には洋服屋さんでベージュの服をゲットしていました。

←我ながら極端というのか、

すごい行動力・・・とあきれています(苦笑)。




同じ結論なのに、Bさんの言葉だけが行動に繋がったのです。

何が言いたいか?

結論だけを伝えるのでは不十分だということ。

人は、「なぜそうなのか」という理由と、

「具体的にどうすれば良いのか」

という方法が示されて初めて、

納得し、行動に移せるのです。



理由や具体例がなければ、

せっかくの良い内容も伝わりません。

伝わらないどころか相手は疑問や不信感を抱いて終わり…

ということになりかねません。

会話ではもちろんのこと、文章でも全く同じです。



文章には論理的な基本の「型」があり、

それを守って書くことは、相手に正しくメッセージ届けるための知恵なのです。

オリジナリティうんぬんの文章は2の次で、

まずはきちんとした「型」を学び、守りましょう。

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