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自分の身体を良くも悪くもする選択
こんにちは、野毛ひかり整骨院の院長、渡部です。この春は寒暖差に悩まされた方々がいらっしゃるのではないでしょうか。
私がまさにその一人です。今暖かくなることは決して悪いことではないのですが、冷えることが色々と身体に影響を与えているようです。
甘いものは基本的に身体を冷やすと言われています。
ちなみにこのさつまいも極めて甘いので塩をつけて食べました。
https://tsuku2.jp/ec/viewDetail.php?t=3&Ino=000006247300&itemCd=09545120342204
甘いものもには塩をつけると甘みが増すと言いますが、塩は体温を上げる効果があります。
自分が食べた食べ物、飲み物が自分の身体を創っています。
人間は普段食べている食べ物を自分で「選択」しています。
またその食べ物をどれくらい食べるかも自分で「選択」しています。
腹8分にするか、お腹いっぱいまで食べるかも、自分で「選択」しています。
普段、口から入れるものを、「何を」「どれくらい」食べるのかを「選択する基準」はなんでしょうか?
「好きか」or「嫌いか」
「美味しい」or「美味しくないか」
「気分が良いか」or「気分が悪いか」でしょうか?
こんな言葉を聞いたことがあると思います。
「うちは高血圧の家系だから、私も高血圧なんです」「うちは肥満の家系だから、私も太りやすいんです」
一見もっともらしい理屈ですが、実際、本当にそうなんだろうか?とも思います。
昔「高血圧」や「ガン」を成人病と呼んでいた時代がありますが、加齢ですべての人が同じ病気になるわけではないので、現在は「生活習慣病」と呼ぶようになりました。
つまり「加齢」が「病気」をつくるのではなく、「習慣」が「病気」をつくるということですね。
その「習慣」の中で「食習慣」は、かなり健康に影響力があります。なんといったって身体の材料は自分が食べたり飲んだものでしか出来ていませんので。
もちろん「病気」のなかには「遺伝」という要素があるという事も分かったうえですが、DNAだけが関係しているというよりは、食生活やライフスタイルが親から子に伝搬されているケースが多いのではないでしょうか。
高血圧になりやすい食生活が「あたりまえ」の中で育てば、その「あたりまえ」が普段の「選択の基準」になります。
DNAは変える事が出来ませんが、「習慣」は日々の「選択の集合体」で自発的なものですから、変える事が出来ます。
「何を」「どれくらい」食べるのかの「選択の基準」に、
「好きか」or「嫌いか」
「美味しいか」or「美味ししくないか」
「気分が良いか」or「気分が悪いか」
「今までのあたりまえ」
だけでなく、
「自分の身体に必要なものか」or「自分の身体に必要ではないものか」
という「選択の基準」を持つと「健康」という領域が劇的に変わる可能性があります。
夢の特効薬や特効薬的治療を求めるよりも、日々の「選択」を変える事の方が「本当の健康」にとって大事ではないでしょうか?