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メールマガジン バックナンバー
言葉の「まじない」
おはようございます。
昨日、送ったつもりだったメルマガ、
うっかり送信を忘れいていたので
月曜日に配信していますm(__)m
昨日は肌寒い一日でしたが、
今日はいかに?!
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鎌倉時代の随筆『徒然草』には、
くしゃみをめぐるユニークなエピソードがあります。
ある老尼が「くさめ、くさめ」と呟き続け、
その理由を尋ねると
「坊ちゃまがくしゃみをしたかもしれない。
まじないを唱えねば命に関わる」
と語るのです。
古代では、くしゃみの瞬間に魂が抜け、
悪霊が入り込むと信じられていたとか。
そこで「くさめ」や「くそ喰らえ」
といった呪文を唱えて
大切な坊ちゃまの身を守ろうとしたそうです。
この「魂が抜けてしまう。。。」という思想ゆえに
文字として書く際にも名前を書かないことが多い、
つまり古文では主語が省略されています。
受験生泣かせですが💦
さて、現代の私たちにとっては、
花粉症の季節に毎回唱えるのは大変そうですが、
心を落ち着けるための言葉と考えれば、
それもまた一つの“まじない”ですね。
ちなみに「くさめ」の語源には諸説あり、
私は「休息万命(くそくまんみょう)」説が好きです。
意味がなんとなくありがたいので(笑)。
簡単に言うと「とにかく長生きできますように」となります。
私自身もネガティブな言葉をつぶやいてしまった後は、
すかさず「大丈夫、大丈夫」
と唱えるようにしています。
気休めかもしれませんが、
言葉に出すことで思考が変わり、
自分の心をリセットできます。
ぜひ皆さんもお試しを。