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にこにこ! 家族の健康学校!!【歩くスピードで寿命が変わる?糖尿病リスクとの意外な関係】
【歩くスピードで寿命が変わる?糖尿病リスクとの意外な関係】
こんにちは。加藤です。
今日は、「歩く速さ」と「糖尿病リスク」の関係について、とても興味深い研究をご紹介します。
「私は運動が苦手で…」「ウォーキングはしてるけど、ただ歩いてるだけ」
そんな方に、ぜひ知っていただきたい内容です!
【早歩きで糖尿病予防!?歩く速さが健康を左右するって本当?】
2023年、イランのセムナン医科大学の研究チームが、50万人以上を対象にした10件の研究データを分析しました。
その結果、
●歩くスピードが速い人ほど、2型糖尿病のリスクが低いことがわかったのです。
たとえば…
●時速4.8〜6.4kmで歩く人は、
→ ゆっくり歩く人と比べて、糖尿病リスクが24%低下
●時速6.4km以上で歩く人は、
→ 糖尿病リスクが39%も低下
さらに、
時速4km以上で歩くと、
→ それ以上1kmスピードが上がるごとに、糖尿病リスクが9%ずつ低下するそうです。
【 速く歩くとなぜ健康にいいの?】
考えられる理由は、
・心肺機能が高まり、インスリンの効きがよくなる
・筋肉量が増えて、血糖コントロールが改善する
・早歩きが自然と脂肪燃焼モードになる
つまり、
「歩く量」よりも「歩き方=スピード」がカギになるかもしれません。
【どれくらいのスピードで歩けばいいの?】
研究によると、糖尿病リスクを下げる「時速4km」の速さは…
〇男性:1分間に87歩程度
〇女性:1分間に100歩程度
ちょっと早足で「スタスタ歩く」感覚ですね。
歩幅を大きめに、リズムよく歩くと自然とこのスピードになります。
【 まとめ】
今回は、大きく3つの情報をお伝えしました。
●ただ歩くより、少し速めに歩くと糖尿病予防に良い
●速く歩くだけで、糖尿病リスクが最大39%も下がる可能性がある
●1分間に100歩程度を意識して、毎日の散歩が“健康貯金”になる!
今の自分の「歩くスピード」は、どのくらいだと思いますか?
次のお買い物やお散歩のとき、ちょっとだけテンポアップして歩いてみませんか?
次回も、健康に役立つ情報をお届けします!
あなたの一歩が、未来の健康に繋がりますように。