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#24 佐藤進一の万能健康法 鬼才ヒルマ・アフ・クリント
#24 佐藤進一の万能健康法 鬼才ヒルマ・アフ・クリント
ヴィム・ホフ・メソッド認定インストラクターの佐藤進一です。
今回はスピリチュアルと抽象画の交差点であるヒルマ・アフ・クリント
前回の対消滅の話題に引き続き宇宙の構造についての示唆に富んだ作品群でした。
またヒルマの植物画から連想した牧野富太郎のキュビズム植物画の紹介
ヒルマ・アフ・クリント展
https://www.momat.go.jp/exhibitions/561
東京国立近代美術館 2025Mar4~Jun15
Hilma af Klint ヒルマ・アフ・クリント 1862-1944
スウェーデンの画家
神智学Theosophy~人智学(人間の叡知)Anthroposophie
ルドルフ・シュタイナーRudolf Steiner(1861-1925)の弟子のひとり
Guggenheim Museum
https://www.guggenheim.org/exhibition/hilma-af-klint
2018年秋~2019年春まで60万人動員
グッゲンハイム美術館は抽象画のカンディンスキーで有名ですが、”俺たちのドガ”のバレリーナ像もあります。日本人なら帝国ホテル旧本館をデザインしたフランク・ロイド・ライト設計と言った方が通じるでしょうか?
作品については文章で解説するよりも、
グッゲンハイム美術館公式YouTubeを見て頂いた方が早いと思います。
https://youtu.be/CHdud9km7bQ?si=y3NJcQKwfQyM1bOF
学芸員による解説
https://youtu.be/p1dkBisYauA?si=8gKJjwilus4AZnK4
牧野富太郎もびっくりの植物画
https://www.nytimes.com/2025/05/15/arts/design/hilma-af-klint-moma.html
牧野富太郎について
一本の枝から、つぼみ・花・種など季節の違う状態の植物画を描いた。同時並行・多視点の独自の時空観で”植物画のキュビズム”と私が勝手に読んでいるスタイル。
NHK連ドラ「らんまん」で一般に知られるようになった。
https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=C0011191
小石川植物園
https://koishikawa-bg.jp/
には牧野富太郎の植物画が多数展示されています
メンデルが実験に用いらブドウのチェコから持ち帰ったものが小石川植物園にはあります。さらに、チェコのメンデルのブドウが絶滅した際に、ここのブドウを逆輸出してメンデルのブドウの系譜を復活させました。
今回の展覧会の私の注目したところは3点、
1 ディマティーニが書く宇宙の構造に似た絵 神殿のための作品

中央のくねくね蛇が登るような曲線がディマティーニ的宇宙観
2 ウィジャボードでぐるぐる書いた絵 10の最大物

コックリさんを操作する車輪のついた筆記用具をウジャイボードと呼ぶそうです。
それをぐるぐる回すと上段の絵が描けそうです。
3 ドラクエに登場する"世界樹"の構造を示す絵
北欧神話に登場する世界樹 Yggdrasilが元ネタ

ものすごく緻密に描かれていて、近づいてみると小さいシンボルや鳥・花などが描かれています。
インスピレーションに素直に従って描いた絵を見ながら、
自分も肚が教えてくれるGut feelingに下がって素直に生きたいと思いました。
佐藤進一 Shinichi Sato official Wim Hof Method Instructor
【佐藤進一の万能健康法サイト】Kindle本ランキング1位を獲得した「ヴィム・ホフ・メソッド実践マニュアル」著者であり現役の整形外科医が、心身の健康と潜在能力開花をもたらす万能健康法をまとめていく。
おかげさまで29万回再生!
2025年6月29日 呼吸法のみのセッションを神楽坂で開催します。