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メールマガジン バックナンバー
え?誉め言葉じゃないの?
こんにちは!
昨日から関西に来ています。
週末は警報級の大雨・・・
という天気予報にびくびくしていましたが、
関西到着後は傘なしで過ごせてホッ。
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お花が美しい季節になりましたね!
いつもは近場であっても
車を使って出かけることが多い私ですが、
最近は道端に咲き誇るお花を愛でるべくして?
あえて徒歩にすることが多くなりました~。
さて、本来は「お花畑」という言葉、
美しく穏やかな情景を表すはずのもの。
しかし「あの人、お花畑だから…」
というように、
皮肉や揶揄の意味で使われることが
多くなっています。
え???なぜ???
と幼いころは不思議でした。
今は分かります。
国語的に言えば、
比喩表現としての「お花畑」が、
現実とのギャップを強調する役割を
担っているからです。
つまり、「お花畑」が美しいからこそ、
あえて反対の状態に対して使うことで
ギャップが強調されるのです。
現実の厳しさを直視せず、
理想や感情ばかりに流されている・・・
「現実離れした夢の世界=お花畑」
と表現することで、
批判や警鐘の意味が込められるのです。
対比する言葉をあえて皮肉に使う。
それが比喩の奥深さであり、
日本語の面白さでもあります。
いわゆる素敵な意味、
誉め言葉を聞いたとき、
その裏にある意味を感じ取れるかどうか
これぞ「読解力」です。
あ、ちなみに私は
どんな言葉も誉め言葉として
受け取ります(苦笑)。