德永善也のお米炊飯研究所

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メルマガお米炊飯研究所 配信No.28『お米の保管方法』

「もっとお米のこと、知ってみませんか?」

五ツ星お米マイスター Prof. 德永善也が、
【德永善也のお米炊飯研究所】より、
「そうだったのか!」と思わずうなる
“お米のあれこれ”をお届けします。

メルマガ読者の皆さま、ゴールデンウィークはゆっくり過ごせましたか?
千野米穀店では、大丸札幌店と円山精米所が年中無休のため、スタッフが支えてくれました。
中には、しっかり働いていたよ、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

今回のテーマは 「お米の保管方法」 です。
各家庭で工夫されていると思いますが、今回は私のおすすめ方法をご紹介します。

一番おすすめの保管方法:
お米はチャック付き袋(ジプロックなど)に入れてしっかり空気を抜き、冷蔵庫の野菜室(10℃未満)で保管しましょう。
保管のポイント
・お米を袋に入れて、しっかり空気を抜いてください。
・10℃未満の温度で、お米の鮮度を保てます。
・お米が空気に触れないようにすることが大切です。

注意点:買ったままのポリ袋で保管しないこと。ポリ袋には小さな空気穴があり、湿気やカビの原因になります。
また、においの吸着にも注意しましょう。特に灯油、洗剤、芳香剤などの強い匂いは避けてください。
※ちなみに、当社の円山精米所でお渡しする3kg用透明袋は穴が空いておらず、そのままご利用頂けます。

その他の保管方法とその注意点:
・ペットボトル:お米の量が減ると内部の乾燥が進み、お米がパサつきやすくなります。
・ハイザー型米びつ:取り出し口付近、内部のこぼれたお米から、虫が発生しやすいです。
・桐などの米びつ:木目の合わせ目に虫が卵を産みやすく、木目部分に糠も入り込みやすいです。

これらの容器を使う場合は、定期的に中身を完全に使い切り、容器を清潔に保つことが大切です。

×唐辛子や米○番の効果は限定的:あくまで補助的なものと考え、過信は禁物です。

これから夏本番です。適切な保管で、いつでも美味しいお米をお楽しみください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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