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#12 佐藤進一の万能健康法 単純化して本質と向き合う
#12 佐藤進一の万能健康法 単純化して本質と向き合う
ヴィム・ホフ・メソッドは、呼吸や寒冷を通じて自然と接するシンプルなルーティンの繰り返しで、
自分の心身の状態に向き合う行為だと感じています。
インストラクターになるために、チェコに3回通いましたが、
プラハはキュビズム建築の聖地で、飛行機の待ち時間にプラハ市街をレンタカーで走ると、
看板など出ていませんが、たくさんのキュビズム建築を見ることができました。
キュビズム建築というのは、キューブ(四角)というほどカクカクしてなくて丸いパーツが多いな〜

マティス展
パリのポンピドゥー・センターが工事中のため、マティスの重要な作品が日本にやってきました。
写実主義から、本質を単純化して描くキュビズムへ
『マティス婦人の肖像』,1913年は、マティスの浮気に疲れて廃人のようになった妻アメリーの様子が伝わってきます。
この廃人アメリーと対峙したマティスの鈍感力!
マティスの鈍感力と本質を見抜く力は
アイスバスに必要な鈍感力と本質と向き合うことに似ていると
最高のアイスバス体験は、寒さに対する恐怖心を手放し、時間を忘れて寒さを堪能すること
そんな境地に至ったとき、”The cold is your warm friend” by Wim Hof の意味が腑に落ちるでしょう。

次に、この規模の大回顧展は、また改装工事でもする頃になるでしょう。
キュビズム展
やはりポンピドゥー・センターが工事のため、キュビズムの名画がたくさん来日
しかもル・コルビジェが設計した国立西洋美術館 ハコまでキュビズム!
ポスターにもなっている ロベール・ドローネーの『パリ市』
エッフェル塔が断片的に描かれていて、どうにかパリだと分かります。
ちょっと動きがあるようなないようなイタリア未来派のような雰囲気があります。
ソニア・ドローネー婦人のパリのダンスホールを描いた『バル・ビュリエ』
◯ △ □ で単純化された絵ですが、ダンスホールの雰囲気が伝わってきて、
単純すぎるけど雰囲気は伝わるというキュビズムの真髄!

またイタリア未来派などキュビズムの発展形があったり、
カンディンスキーやフェルナン・レジェの作品があったり
キュビズムファンにはたまらない展覧会でした。
ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965
”画家”ル・コルビジェの晩年の30年間に注目したマニアックな展覧会
学芸員からル・コルビジェの話を聞けたのが面白かったです。
キュビズムの絵を飾るなら、ル・コルビジェのような四角い家

カンディンスキーといい意味で影響している一方で、アイリーンとのこじれた恋愛関係?
「人の性格は多面体、あるいは森のようなものである」オリソン・マーデン
ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ(字幕版).
佐藤進一