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#8 メルマガ 佐藤進一の万能健康法 やりたいことなら自らやる

2020年から進一スポーツ株式会社を設立して、教育・セミナー事業を始めて丸4年、
以前、サーフィン教室の株式会社を設立・運営していた経験、人脈のおかげさまで、どうにかここまで続けてこれました。
教育する事の難しさと人を導く事の面白さを感じています。

教育に興味があるせいか、Facebook広告に
"人心を掌握する方法"とか
"相手の行動を変えよう"とか
煽り系の安っぽい広告が表示される事があります。

人の心は掴めるような”モノ”ではなくて”心”です。また行動するのはその人自身、だと思うのですが、、、

相手の話をよく聞くと、(本人が気づいていなくても)その人が何がやりたいか分かります。その道筋を「指南」するというのが、私が教育者にやって欲しかったことだったので、
そんな訳で、自分がやって欲しかったことをやったら、人はどう学び、どう成長するのか?
人よりもたまたま数年先に学んだことを、やってみたいという後輩がいれば、道筋を指南したらどうなるのか?

その人がやりたい事なら、人は自ら動こうとします。
そして、おそらく、道筋を示して欲しいか、背中を押して欲しくて、私に相談しに来ているのだと思っています。
本人がやりたいと思わない事をやらせる事ができるのは、小学生まででしょう。

ところで、ここで厄介な問題があります。本人が自分のやりたいことを自覚していない場合です。
サラリーマン家庭に育って、独立・企業という選択肢をないものと考えて封印している場合
ピアノの才能があったのに、医学部に入ってから10年以上弾いてなかったから、ピアノに触れようともしない
親の既成概念でマスクされている場合が多いように思います。
これはいきなり勧めると、反撃を喰らいます。

千夜一夜物語に動物の言葉が分かる農夫と牛とロバの寓話が出てきます。
あるところに、動物の言葉が分かる農夫がたくさんの家畜を飼って暮らしていました。ある日この農夫が、ロバさんとウシさんが話しているのを聞いていると、ウシさんは、1日中こき使われて首が擦れるとかぼやいていました。その点、ロバさんはご主人が出かけるときだけ乗せて歩くだけでいいな〜 その話を聞いたロバさんは、友達の牛さんを助けようと、病気になったふりをしてぐずって動かなければ、ゆっくり休めるだろうと助言しました。翌日、ウシがぐずって働こうとしないので、農夫は代わりに一日中ロバを働かせました。ウシさんは1日ゆっくり休めて良かったのですが、ロバさんはウシのように働かされてクタクタになって厩舎に帰ってきました。これに懲りたロバが、「働けなくなった牛は肉屋に売ってしまえ」と農夫が言っていたことを牛さんに伝えました。翌日から牛さんはまた真面目に働くようになりましたが、ウシさんとロバさんは金輪際口を聞かなくなってしまった。
という話です。(いろいろなバージョンがありますが、私が気に入っているものを日本語訳しました。ちなみにこの続きの奥さんとのやり取りもすごく面白い対比になっているので、気になる方は千夜一夜物語を読んでみてください。)
友達を助けるために、自分が犠牲になるような助け方をすると、共倒れになったり、友情にヒビがはいったりするという教訓だと思っています。友達のためだと思って、助け舟を出したら、船ごと沈没とならないように、本人が問題に気づいていない場合は、ディマティーニ・メソッドのバリューファクターで自ら問題に気付いてから、適切なアドバイス・介入をするようにしています。
岡目八目(利害関係のない客観的な目線)で見つけた問題点をおせっかい焼いてくれる人は、私にはありがたいのですが、そう思わない人も多いので、「絶対に人のためになる!」と思っても、よっぽどの義理がなければ口を挟まないようにしています。

次回は某弱小YouTuberのインタビュー動画でバンされた原因と思われるネタ「未来の自分」について書こうと思っています。

Wim Hof Method certified Instructor 佐藤進一

https://www.facebook.com/profile.php?id=61567265664355

Shinichi Sato official Wim Hof Method Instructor


2025/02/01土7:00‐8:00 朝の基本呼吸法ワークショップ(zoom)by Dr.Sato

https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/16043232204102

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