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#7 メルマガ 佐藤進一の万能健康法 ほぼ毎週配信 直観と安きに流れる習性の狭間で
こんにちはヴィム・ホフ・メソッド認定インストラクターの佐藤進一です。
12月までは暖かった東京の水道水も
1月に入って12℃まで下がってきました。
今回は冷水シャワーを習慣化するための心構えについて書きたいと思います。
さて、やや難しい習慣化といえば運動・減量・貯金・掃除、と言われていますが、、、
例えば健康と体型維持のために毎朝3kmジョギングすることを習慣しようという場合
1 朝はギリギリまで寝て出勤
2 毎朝3kmジョギングする
この2つの選択肢にはどんな違いがあるでしょうか?
1は目先の快楽を優先すると結果を得られない
2は中長期的にみると健康や体型維持という結果が得られる
目先の利益か、中長期的な利益か?
運動・減量・貯金・掃除・英会話、大抵のことは
中長期的な計画をコツコツ実行したほうが、リターンは大きいですよね。
小・中学生の漢字の練習とか苦痛でしかありませんでしたが、あの10年間の修業?のお陰で、日本で不自由なく読み書きできるようになりました。
小学生の頃はなぜアレができたのでしょうか?
みんながやっている 強制された
「毎朝3kmジョギング」を「毎朝3分の冷水シャワー」に置き換えてみるとどうでしょう。
1 朝はギリギリまで寝て出勤
2 毎朝3分の冷水シャワー
ジョギングよりも心理的ハードル上がってしまった気がしますが、
回復まで含めても15分くらいで完了するので、朝の忙しい時間帯に加える習慣としては、冷水シャワーのほうがタイムパフォーマンスがいいという意味で適しているかもしれません。
ただ、やるかやらないかは合理的な判断というよりは感情的な問題です。
喜・怒・哀・楽・寒
寒さに対する恐怖心は本能的です。
10℃3分の冷水シャワーくらいではびくともしないし、終わったらむしろ気持ちいい事も頭では分かっています。
理性的には大丈夫だと分かっていても、感情的に怖いものなのです。
そこで、2分後、峠を越えた後の自分の心・体をイメージしてみましょう。
行けそうな気がしたら、蛇口を捻ってザーッと水浴びです。
なぜこの二択難しいかというと
安きに流れる習性
直観
今これをやると自分のためになるという直観
どちらも心に浮かぶイメージから始まります。この二つの区別がつかないというか、分かっていても、楽な方を選んでしまう習性があります。
中学・高校ではビシバシ鍛えてくれる先生は一定の人気があります。受験という明確な目標のために妥協などしていられないからです。
社会人教育となると、このスキルを身につけたら、何か出来そうという夢を見させるだけで、人気がでます。
ただ休みの日にわざわざキツいだけの事を人はいないと思います。そこで、私のワークショップでは、中庸を目指しています。「楽しんで体験しているうちに身につく。先生が一方的に教えるのではなくて、体験から生徒が自分から気づく」
2010年頃からフォトリーディングという速読法をやっています。自分を信じると、頭に残るという速読法で、催眠術のような手続きでリラックスすると、読んだ内容を書き出す事ができます。
アイスバスも雪山登山も自分の体を信頼すると、あるいは頭でコントロールするのを諦めると、とてつもないポテンシャルを発揮してくれます。
フォトリーディングとヴィム・ホフ・メソッドは「体にできることは体に任せる」と潜在能力が引き出されるという仕組みを利用していて、非常に似たコンセプトだと思っています。
どこまで自分の心身・直観を信用できるか? 直観と安きに流れる習性を区別できるか?
その練習を日々続けています。
Wim Hof Method certified Instructor 佐藤進一
Shinichi Sato official Wim Hof Method Instructor