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お正月恒例の楽しみ、箱根駅伝が教えてくれるもの
あけましておめでとうございます。
今年は昨年とは違い穏やかな元旦で始まりました。
皆様もゆっくりとお正月を楽しまれたことと思います。
お正月になると、私には欠かせない楽しみがあります。それは 箱根大学駅伝。
1月2日と3日、東京から箱根までの往復を大学生たちが襷(タスキ)を繋いで走り抜けるこのレースは、
私の中で新年の風物詩となっています。
毎年家族に付き合ってもらいながらテレビにかじりついて観戦しますが、正直なところ、家族はそれほど興味がない様子。
それでも文句を言わずに一緒に観てくれるのはありがたい限りです(笑)。
「ただ大学生たちが走っているだけじゃないか」と言われることもあります。
確かに、箱根駅伝はルールとしてはとてもシンプルです。ただ走る。それだけ。
しかし、その「ただ走る」という行為に、なぜこれほど多くの人が魅了されるのでしょうか?
走るという動作は、特別な訓練がなくても誰もが自然と身につけるものです。幼稚園や小学校の運動会で行われる徒競走は、子どもたちの努力の象徴であり、親にとっても大きな楽しみの一つですよね。このように、走るという行為は日常的な身体活動でありながら、人々の心を掴む力を持っています。
さらに、走ることには人類の進化と深い関係があると感じます。狩猟生活を送っていた頃の人類は、生き延びるために「走る」という能力を極限まで発揮してきました。私たちのDNAには、この「必死に走り抜ける」という記憶が刻まれているのかもしれません。それゆえに、シンプルな競走であっても私たちは何か根源的な感情を掻き立てられるのではないでしょうか。
箱根駅伝のもう一つの魅力は、「襷を繋ぐ」という象徴的な行為です。ただの競技ではなく、次の走者に襷を渡す瞬間にはドラマがあります。大学ごとの努力、仲間の絆、各選手の覚悟――こうした要素が走りに込められており、観ている側はそこに心を動かされます。
駅伝はシンプルだからこそ、私たちの原始的な本能と結びつき、また人と人との「繋がり」を深く感じさせてくれるのです。この一見単純なスポーツが、毎年これほど多くの人々を惹きつける理由はそこにあるのかもしれません。
家族で観る箱根駅伝は、私にとって一年のスタートを彩る特別なイベントです。
単純であるがゆえに奥深いこの競技を、今年も熱心に応援しました。
走ることの魅力と、人の繋がりを感じる素晴らしい時間になりました。
さて、今年初のセミナー勉強会が11日(土)に迫ってきました。
今回は岡崎先生の講義時間を少しだけ削り、新しい参加者も比較的長い経験を積んだ方達も1つのテーブルを囲んで、
お茶やお菓子を食べながら、日頃の質問や体験、S液やC液の使い方の工夫の経験などを題材に懇談する企画を立てています。
忌憚のないご意見や困りごと、ちょっと聞いてみたいことなども皆で話し合ったら楽しいし、思ってもいなかった工夫や知識も得られるかと思います。
どうぞ、奮ってご参加くださいますようお待ちしております。
場所は前回と同じく柏駅徒歩5分の長妻ビル3階です。
1月11日(土)13:30~(開場13時)
千葉県柏市あけぼの1-8-9 長妻ビル301号室
こちらからチケットは購入いただけます。
https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/11204201012821
これまで以上に皆様に役に立つ拠点としてまいりますのでよろしくお願い致します。
レアリゼ Salon de K
渡邉雄厚