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折句
おはようございます。
作文110番の森下です。
昨日で今年の公共機関での仕事を終えました。
毎年同じ内容ではマンネリ化する・・・
とのことで担当者からの要求のハードルが
どんどん上がっています💦
それゆえ半端ないプレッシャーでしたが、
何はともあれ無事に楽しく終えて
ホッとしています。
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先日、小学1年生から6年生までが
一堂に会する授業で、折句を取り入れました。
皆さんは意外かもしれませんが、
折句は中学校の古典の学習にもつながる、
奥深い言葉遊びなのです。
※和歌・俳句・川柳などで、
各句の頭に物の名などを
一字ずつ置いて詠んだもの。
低学年の子供たちには、
自分の名前を折句にして
自己紹介をしてもらいました。
「〇〇は、〇〇が大好き!」
「〇〇は、〇〇が得意です!」
など、
短い言葉の中に自分の特徴を詰め込んで
楽しそうに発表していました。
子供によっては「ディズニーのキャラクター」で書く!
と張り切っていた子も。
高学年には、少し難易度を上げ、
季節や行事などを題材にした折句を
作ってもらいました。
学年を超えて、言葉の面白さを共有できるのが、
折句の良いところです。
ちなみに中学校で学ぶ古典で、
折句が出てきます。
有名なのがこちら。
平安時代歌人の在原業平が
三河の国の八橋(現在の愛知県知立市)で
詠んだ句です。
「からころも きつつなれにし
つましあれば はるばるきぬる
たびをしぞおもふ」
各句の頭文字をつなげると
{かきつはた(かきつばた)」
という花の名前が折り込まれています。