こんにちは。

ツクツク!!!ショップ《じぶんのちから》を運営する株式会社ファンシーズンの小峰です(^o^)／
私が黒にんにくの流通をスタートしたのは2010年。

当時は『黒にんにく』と言っても、誰も知りませんでした。
でも、この黒く発酵したにんにくは大ブレイクすると踏んで、一攫千金を狙う一部の嗅覚の鋭い方(主におじさま)は、既に存在していました。

それまでの私は、上海万博前後の上海で生活をしていました。

2005年の11月に単身上海に行き、マンションを借りて仕事を探しました。

この際バカンスの一環として、現地で仕事まで体験しようと思ったわけです。

幸いにもサンフランシスコに本社を置く通信会社が日本人の営業担当を探していたところ、私はラッキーにも採用されたのです。

一カ月程度の体験のつもりが、水が合っていたのか、そこからは結局、何回も会社と再契約しながら上海で過ごしていました。

水が合うとは言っても・・

そこは魔都・上海、ディープチャイナです。

母国語以外の言語が24時間耳に入ってくるし、

同じアジア人とは思えないほど常識や文化や人種が違うし、

私は40代の後半になっており、しかもシングルの一人暮らし・・

今思えば、毎日が手に汗にぎるアドベンチャーでした。
住み始めた頃は感じなかったのですが、何年か経ってくると夜の早い時間にはすでに、そこはかとなく疲労感が押し寄せてきました。

そんな折、ある百貨店で初めて『黒にんにく』というものを目にしました。

南京西路という高級店の並ぶ通りの『静安寺駅』に『久光百貨店』がありました。

地下一階は全フロアがほぼ、日本の食品や日用品が置かれていました。

キツネどん兵衛などの日本のカップうどんは当時500円ぐらいだったと記憶しています。

おかめ納豆も350円ぐらい、焼酎のいいちこは5,000円ぐらい。

りんごのふじに至っては2,500円ぐらいしていました。

サランラップやグンゼのストッキングなどは超高級品でしたね。

そんなフロアで黒にんにくと出会ったのです。

1万5千～8千円ぐらいだったと思います。

背に腹は代えられないほど、疲労が溜まっていたのと、

上海ではスーパーでも冬虫夏草のような高級生薬はグラム売りしていたから、

健康を守るのに何万円もするものを買うことに麻痺していた感があります。

さて、初めて黒にんにくを恐る恐る口にしたわけです。
長くなったので、続きはまた次回に書きたいと思います。

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