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【健塾メルマガ】 患者を弁護士事務所に押し付ける不正まみれの精神科病院
いつも健塾メルマガをお読みいただきありがとうございます。
ようやく暑さも収まり、秋を感じられるようになりました。
暑さの苦手な私としては、ホッと一息です…。
しかし、精神医療業界は決してホッとさせてはくれません。
またまた、トンデモな精神科病院が出てきました。その名は綾瀬病院(東京都)…。
「綾瀬病院 不正」で是非検索してみてください。
今年6月に患者の自宅などへ実際には行っていないのに、通院してきた際の面談を「訪問看護」として診療報酬を請求してという不正が発覚している病院でもあります。
カネにしか興味のない精神科医が経営しているのでしょうね。
患者のことなどど~でもいいのでしょう…。
この件とは別に綾瀬病院に対して、以下のような裁判が行われます。
是非私も傍聴に行ってみたいと思います。皆さんも是非、裁判所にお越しください!
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患者さんは、入院時にアパートを解約済みで、退院先がありませんでした。本来、精神科病院は、退院先の調整・支援を行うべき立場にあります。そこで、原告弁護士は、病院側と面談した結果、退院先はグループホームとし、病院側で退院調整を進め ることとなりました。
その後、約2か月経っても病院から連絡がなかったため、原告弁護士は本人と相談し、退院請求を申立て ました。すると、退院請求したことが病院に伝えられたであろう頃、朝の9時半頃、突然、本人から、今日退院となり、院長が原告弁護士の事務所に連れていくこととなったと連絡が入りました。 原告弁護士は、綾瀬病院にFAXで、「突然来所しても弁護士がおらず、事務員も事情を把握していないた め、業務に支障が生じるため、来所は控えて欲しい」、「突然退院となった経緯を教えて欲しい」、「患者を福祉事務所に同行し、同人の帰住先を確保するのは病院の責務であり、法律事務所は帰住先の調整機関で はない」等伝えましたが、午前11時頃、綾瀬病院の院長と看護師長らが患者さんを原告弁護士の法律事務所に連れてきて、「退院請求をした責任を取ったらどうか」などと述べ、患者さんとその荷物の入った段 ボールを置いて帰りました。
このような院長の行為は、退院請求を引き受けた弁護士への「報復」ともいうべき業務妨害に他なりませ ん。弁護士が関与してから2ヶ月も入院が継続していたのに、退院請求したとたんに患者さんを法律事務所に置き去りにする。このような行為が許されるのであれば、弁護士は退院請求や退院支援をすることが難し くなってしまいます。
原告弁護士は、退院請求に対する「報復」ともいうべき法律事務所への置き去り行為について病院の責任を明らかにすることにより、より多くの弁護士が退院支援に積極的に関わることができる ようにしたいとの思いで、声を上げました。
ぜひ、傍聴に足を運び応援してください!
★場 所: 東京地方裁判所 第522法廷
★期 日: 2024年11月14日(木)11:00~(第2回 口頭弁論期日)
※初回期日が擬制陳述(被告欠席) のため、この日が実質的な第1回審理となります。
是非ご支援をお願いいたします。
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-6 弓矢四国ビル4階 アリエ法律事務所 (担当:深谷)
問合せ先: 電話 03(6869)3230
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