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この慣用句の因果関係分かりますか?
こんにちは。
作文110番の森下です。
先週から2回、ラドン湯に入った私。
好天反応?入浴後ピッタリ
24時間、異常な睡魔に襲われました。
ハイ、入浴後1日は仕事になりませんでした💦
それ以降は異常に元気になり
現在、引きこもって仕事していまーす🖊
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「風が吹けば桶屋が儲かる」
という慣用句があります。
これを パッと見たり聞いて
「なるほど。分かった」と思う人って
いませんよね。
これをきちんと説明してもらうと
「あーなるほど」と思うでしょうが。
風が吹くことと桶屋がもうかるのは、
どういう因果関係?
と初めての人は思うはずです。
実はこれと同じようなことが
小論文、意見文で起こっています。
書いている本人の中ではきちんと?
因果関係ができているのですが、
それを文章中に表せていない
もったいないケースが多いです。
どうしても限られた字数の中で書こうとすると
自分なりの定義(自分なりの結論、意見)を
最初に書いて、それについての具体例等々を
必死で書くパターンが多いです。
むろん自分の意見だけを書いてOKならば
問題ないのですが・・・。
筆者の意見、あるいは
問われている意見に対しての
立場をはっきりさせたうえで、
自分の意見を述べる場合に
筆者の意見(風が吹く)と
自分の意見(桶屋が儲かる)が
いきなり飛びすぎるのです。
そして本人としてはその飛躍した論
(桶屋が儲かる)についての
メリットや具体例を
延々と述べるのです。
自分の定義ありきで
その定義について
どんどんどんどん進めていくパターンが
多いです。
となると後半は丁寧に書いているからいいのですが、
その前段階として筆者の意見、
与えられたテーマが
いきなり飛躍してしまうと
読み手としては「???」の状態となり、
読む気がなくなってしまいます。
自分なりに定義づける際には、
その定義がテーマと因果関係が
しっかりあるかどうか?
論が飛躍していないか?
をしっかりと確認しましょう。
※「風が吹けば桶屋が儲かる」の意味・読みは
「意外なところに影響が出ること、
また、あてにならない期待をすることのたとえ。」
風が吹くと土ぼこりがたって目に入り盲人が増える。
→盲人は三味線生計を立てようとするから、
三味線の胴を張る猫の皮の需要が増える。
→猫が減るとねずみが増え、
ねずみが桶をかじるから桶屋がもうかって喜ぶということ。