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正論ほど怖いものはない?!
こんにちは。
作文110番の森下です。
積読の山、仕事の山・・・
低くなるどころかどんどん高くなるのは
気のせい?!目の錯覚?
と言い聞かせている森下です(💦)
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突然ですが・・・いかにも頑強で、
めちゃめちゃ健康な人が
「健康維持をするためには乾布摩擦がいいよ。
さらには冬でもあえて薄着で過ごすのがいいよ。」
と言ったとします。
それを信じて、ものすごく虚弱体質の人が乾布摩擦、
薄着を実行したとしたらどうでしょうか?
おそらく体調を壊すでしょう。
下手すると長期寝込んでしまう可能性もあります。
実は勉強も全く同じです。
基準が違う人の正論ほど怖いものはない
と私は思っています。
例えば、私が目の前の生徒、
古文の知識があまりにも足りないから
古文単語の単語帳を購入して覚えるように
私が勧めたとします。
しかし、目の前の生徒は
「いや、○○先生が単語はしなくてもいい。
これだけやってればいいと言いました。」
と某テキストを見せるのです。
確かに勉強が得意なタイプであれば、
テキストを隅から隅まで
徹底的にしっかりと学習するでしょうから
必然的に単語も身につくでしょう。
でも少なくとも目の前の生徒は
本当に知識ゼロ、
やる気もゼロに近い…状態なのです。
思わず私は
「じゃあ、今、手元にあるテキストを
しっかり完璧にできた?
できる?できていないから、
さっきの問題をことごとく
単語が分からず解けなかったよね。」
と強く言ってしまいました。
つまり「これだけやっていれば十分」
だとか、子育てにおいて「信じて待つ」
なんていう正論、
さらに言うならば、
いわゆる勉強できる子は
「僕は私は親から勉強するよう、
言われたことがない。」などのセリフ。
これ、言葉通りに受け取ってしまうと
どうなるでしょうか?
想像はつくと思います。
自分の基準で相手にものを言う場合は
本当に気をつけないと
結果が望む方向どころか逆方向にまっしぐら
・・・になりかねません。自戒を込めて。
面白い記事を見つけたので貼っておきますね。
https://resemom.jp/article/2023/10/30/74391.html