【命名の匠】〜開運盛名〜

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『神(かみ)』と『佛(ほとけ)』の文字の意味。

お盆のため里帰りをして(九州・長崎は8月がお盆です)、東京へ戻りました。
原爆の事、終戦記念日、日本の未来等々・・・
色々と考えさせられました。

これから先…
南海トラフ地震に限らず、様々な災害等の大浄化作用が発生しそうです。
いろんな理由が考えられますけどね…。

ですがそこには焦点を置かないで、
今回は、
『命名』に特化したお話と致します。

では、前回お伝えしていたように、
参考の為、文字に意味があることの説明に入ろうと思います。
文字には、全て意味があるのです。
私もお陰様で、日々たくさんの氣づきをもらっています。

それでは、分かり易いように、
一番の原点である『神・仏』の文字について説明致します。
先ずは・・・


『神(かみ)』(そもそもの字)。

『神』という文字は「示(しめす)偏に申(さる)」と書いてあるように捉えがちですが、
本来は、旁(つくり)の申、これは…“サル”ではなくて、
「田」の字の真ん中の経(たて)棒が上と下へ抜けている字になります。

何故なら、これには意味があって、
田の字は、○(まる)に十(じゅう)から成り立っていて、
○(まる)は地球であり大地を意味します。
そして、十(じゅう)の字は、経(たて)と緯(よこ)の棒の結んだ形を表しているのです。   ※経(たて)は火/ひ、緯(よこ)は水/みず。

また、大地は、神が主宰されていて神の世界です。
神は無始無終なので、それを上下の経(たて)棒が象徴しているのです。

ですから、上記の成り立ちを総合的に整理すると、
『神』という字の旁(つくり)の申の経棒(たてぼう)と緯棒(よこぼう)は、
「火/ひ」と「水/みず」であり、火(か)と水(み)なので『カミ』なのです。

その意味を人々に示さんということで、示偏(しめすへん)になっているという訳です。



次は、仏の字の説明をしますね。
この仏は本来は、『佛(ほとけ)』と書きます。
人偏(にんべん)に弗(ふつ)と書きますが、
人偏の意味は、
人間のレベルが上がる(向上)すると佛になるという意味からきています。

次に、旁(つくり)の弗(ふつ)ですが、
これは弓の字を2本の棒が経(たて)へ貫いています。
また、弓の字は、もともと月の意味を示しています。
ここでの月は半月の形であり弓張月と解釈できます。

仏教は、月の教えです。
弓の字を貫いている経(たて)の2本の棒は、
十の字が解けた形を表しています。
仏の言霊は『ホトケ』(ほどける)であることから推測できます。

先に神は十の字で結んでいると説明していましたよね。
つまり、神は結びであり、仏は解(ほど)けているのです。
高(たか)皇(み)産(むす)霊(び)、神(か)皇(み)産(むす)霊(び)と言いますが…
神様のお働きは結びです。
ホドケている世界を神が結ぶというのが・・・
いよいよこれから訪れる神(しん)世(せ)界(かい)です。
キリスト教の十字架も、仏教の卍も、実は同様の暗示の意味なのです。


今回は、神(かみ)と佛(ほとけ)の文字を解説させていただきました。
できる限りわかりやすく解説したつもりですが、
難しく感じる方もいらっしゃるかもしれません。

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