mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
てんの気まぐれメルマガ〜褒め方について
こんにちは
親と子の相談室「てん」の
木下さゆりです。
もうじき夏休みですね。
こないだ小学校の先生と話しているときに
【子どもの褒め方】について話題になったので
ここでも共有したいなぁと思いました。
「褒める子育て」が主流になってきていますが
子どものどんなポイントを
どう褒めるのかが、
とても大事です。
基本は
「できたこと(結果)」を褒めるのではなく
「取り組む姿勢(過程)」を褒めることです。
結果を親子で共有して喜ぶことも良いですが、
大人が結果にばかり注目すると
褒める場面や範囲が狭まります。
子どもの価値基準や気づきも結果にピントが合うようになります。
でも過程に注目することで
「今日はいつもより集中できてたよ」
「一生懸命しててかっこよかったよ」
「細かいところによく気がついたね」
など
褒めるところは広がり、
子どもの価値基準も広がります。
もう一つのポイントは
リフレーミングという考え方です。
フレーム(枠)を組み替えて、
物事の見方や視点を変える技法です。
私もカウンセリングをしている中で
よく意識しています。
物事や性格などは、
表裏一体です。
「色々なことが気になって集中できない...」
「色々考えすぎて不安になってしまう...」
と捉えていることを
「よく気がつくし、色々なことに関心を向けることができる」
「想像する力が豊かで、自分のことも上手に捉えている」
と言うこともできます。
日頃から自分の中の
ボキャブラリーを増やしておくことが
必要ですが、
【多面的に】捉えようとすることで
【子ども】が肯定される場面が増えます。
まずは親自身が自分のことを
肯定的に捉えましょう。
それから、自分の周りに居る人を
肯定的に捉えてみましょう。
親と子の相談室「てん」
木下さゆり