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[coffee kazzy]アラビカ種とロブスタ種について

いつもお世話になっております。 coffee kazzyの梶です。

日本で流通しているコーヒーには大きく分けてアラビカ種とロブスタ種があります。

アラビカ種は高品質なコーヒーを生産するために広く栽培されており、その風味は芳醇で滑らかな味わいが特徴で豆各々に様々な酸味があり、フルーティで花の香り、チョコレートやナッツのような風味を含むことがあります。カフェイン含有量は比較的低く、繊細な風味が求められるエスプレッソなどにも用いられます。アラビカ種は高地の涼しい気候で栽培され、管理が難しいが、風味の豊かさが報われる品種です。

ロブスタ種は、カフェイン含有量が高く、苦味とボディが際立つコーヒーを提供します。その風味はシンプルで、苦味や木質のニュアンスが支配的です。ロブスタ種はアラビカ種に比べて病気や害虫に対する耐性が高く、低地の気候でも栽培が可能です。したがって、コーヒーの大量生産に適しており、缶コーヒーやインスタントコーヒーに広く使用されています。 風味の違いだけでなく、栽培条件も異なります。アラビカ種は高地の涼しい環境で栽培され、繊細な扱いと管理が必要です。一方、ロブスタ種は耐久性が高く、低地でも栽培でき病気や気象変動に強い特性を持っています。 需要と用途も異なります。アラビカ種は高級コーヒー市場で重要であり、風味の多様性が求められる場合に選ばれます。一方、ロブスタ種は市場全体の需要を満たすために重要であり、手軽なコーヒー商品に広く利用されています。ただブレンドの中でパンチを入れるために少量のロブスタ種を混ぜるといった方法もあります。

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