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江田祥子【古醫道(こいどう)でずっと元気】進退窮まる!大山詣でへ

三連休の2日間を使って妹と「日本遺産大山詣で」へ。
神奈川県民としては阿夫利神社参りとその先の登山は、遠足などで何かにつけて馴染みの深いところ。
私も何回か経験があります(のはず)。

神社には「古医道の祖」である
国学者権田直助の銅像があります。

国学とは『古事記』や『万葉集』など日本の古典を元に、儒教・仏教が日本に影響を与える前の日本独自の文化、民族精神(大和魂、大和心)を研究する学問のことです。

権田直助は幕末、日本に伝わる国学、医学を極め広めようと尽力されますが、西洋医学の流入と共に突然廃絶され幽閉までされてしまうという、可哀想な方です。
幽閉をとかれて最後は大山の阿夫利神社の初代宮司となり最後を遂げます。

詳しくは銅像の下の文章を読んでくださいね。

息吹呼吸法をお教えしていると、捨て去られた「古医道」の考え方こそ、今の日本人に必要なものなのではと感じます。
自然と向き合い、自分の心と向き合うことが、病気にならないようにする第一歩なのではと。

ということで、大山詣でとなったのですが。

その先の登山が、、、。

久しぶり過ぎて冬山登りな感覚が無くて、ただのハイキング気分で行ったのが間違いの元。

*ランニングシューズ(ある意味ツルツル)
*ゴルフのヒートテック(登山は汗をかくから厳禁)
*優雅にも真っ白なゴルフパンツ(道がぬかるんでてドロだらけ、周りからは完全に浮きまくる)
*毛糸以上アッタカイ帽子(暑くて熱くて湯気が出てる)
*一泊するのにウキウキで色々持った荷物(身体が重くてたまらない)
*完全に計算外だった加齢による筋力低下(おばあちゃんの年齢だった)

と、自分で招いた6大悪条件の上、過日の大雪による、雪道、氷道。

はっきり言って死にそうな雪中行軍状態に。

周りの人は17丁目で登山靴から更にアイゼンを装着。

周りからは怖がった子供達が泣き出して阿鼻叫喚の世界。

下って来たお兄ちゃんに
「この先もっと酷くなるよ、引き返すなら早いうちだよ」と言われて、このまま闇雲に突き進むか、下りも相当怖いけど引き返すかの決断を迫られたわけです。

「60代の身の程知らずな女性が無謀な山登りで遭難」というニュースが頭をよぎる。

滑ってキャーと尻餅をついても、子供はイタタで済むけど、私達は骨折とかにもなりかね無い。
動けなくなったらヘリコプター🚁?

くわばらくわばら。

下山を決意して、これもまた必死の思いで一歩一歩「助けて」と心の中で叫びながら1時間かけて降りて来ました。

でも、楽しかった。

下山してまだ15時、家に帰れるじゃんと思ったけど、七沢温泉「中屋旅館」へ。

お湯が最高で、全身筋肉痛も和らぎそう。

また、リベンジしないとねと妹。
お返事しなかった私。
「もう、登山はしない」と思う。


【3月呼吸法開催日】
3月5日16時
3月13日14時
3月19日16時
3月29日14時

江田祥子
◆◇◆◇◆◇◆◇
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