ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経系機能回復/姿勢矯正】

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くすりのこと②

くすりのこと②
【ステロイド薬】

(副腎皮質ホルモン)


花粉症、アトビー性皮膚炎、

ぜんそくなど、アレルギー反応に

基づく病気であるアレルギー性

疾患が増えています。


アレルギー反応とは、

本来病原体などから体を

守るためのしくみである

免疫反応が過剰に起きてしまい、

体そのものに害を及ぽして

しまった状態のことです。


アレルギー疾患の症状を

抑えるには、過剰な免疫反応を

抑制するのが手っ取り早い
方法です。


よく使われる薬に、

人がもともと持っている

ホルモンを参考にして

つくられたステロイド薬

があります。


参考にしたホルモンは、

腎臓の上にチョコンと

乗っかっている副腎という

臓器から分泌される、

副腎皮質ホルモンです。


このホルモンの本来の役割は、

体の主要なエネルギー源である

糖分を、体内で有効に利用させる

ことです。


もし糖分が不足のときは、

脂肪やアミノ酸から新たに

糖分をつくり出す、とても重要な

仕事をしています。


このホルモンを、動物から

抽出し濃縮して人に与えると

免疫反応を抑制することが
わかり、一躍、薬として

注目されるようになったのです。


このホルモンの基礎になる

化学構造をステロイドと

呼ぶので、このホルモンを

基に人工的つくった薬を

ステロイド薬と呼ぶのです。


でも、免疫反応自体は

人に必要不可欠なものですから、

それを抑制するホルモンが

体にあるというのは理屈に

合いません。


実際、副腎皮質ホルモンは

普段はそんな作用はしていない

ようです。


免疫抑制作用は、薬として

多量に使用されたときのみの

作用ですので、ステロイド薬の

使いすぎには注意が必要です。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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