ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経系機能回復/姿勢矯正】

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皮のしくみ(皮膚)③

皮のしくみ(皮膚)③
【ヒゲの話】

(ヒゲの意義)


以前、民族学の専門家の

お話を伺う機会があり、

日本にはヒゲの濃い人と、

薄い人がいることを知りました。


個人差のことではなく、

民族的な差であるということです。


古くから日本列島に住んでいた

縄文系の人たちはヒゲが濃く、

あとから日本列島に渡来した

弥生系の人たちはヒゲが薄い

のだそうです。


縄文系の人とは、北海道の

イヌ民族系の方々と、

南の琉球系の方々のことです。


これを聞いて疑問が

浮かびました。


暑い南の方々のヒゲが

濃いのはなぜなのだろう
と。


よく伺ってみると、北方の人は

ヒゲが薄いのだそうです。


ヒゲが薄い弥生系の人は、

もともと大陸の北のモンゴル

あたりから移り住んできたと

思われるのだそうです。


そして寒い地域ではヒゲを

長く伸ばすと、息が凍り付いて
傷になりやすいので、次第に

薄くなっていったのだそうです。


今の人類はもともとヒゲが濃くて、

北に移るにつれて薄くなっていた

のは明らかなようです。


そういえば大相撲に

モンゴル出身者がたくさん

いますが、つるんとした体で、

体毛が見当たりません。


北海道とモンゴルを比べると、

やはりモンゴルの方が寒そうだから、

アイヌの方々のヒゲが濃いのは

理解できます。


逆にいうと、ヒゲは保温のために

あるのではないようです。


じゃあ何のためにヒゲは

生えるのか?


男である目印なのでしょうか?


まだ明らかではありません。


ただ、初めてヒゲをそったときの、

大人になったようなあの甘酸っばい

感覚は、まだ私の心に残っています。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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