ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経系機能回復/姿勢矯正】

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体のしくみ(細胞・全身)①

体のしくみ(細胞・全身)①



人の体は細胞でできています。


細胞は小さなものですが、

それぞれがかなり複雑な

働きを持っていて、それが

巧妙に組み合わさって、

人の体の働きになっている

のです。


体の組み立てがわかって

いると、単に体の働きだけ

でなく、人の生き方や社会の

あり方まで見えてくるから

不思議です。


【カルシウムシグナル】
(体液電解質)


人の体は細胞でできて

います。


そもそも細胞は、遺伝子や

酵素など人の体の働きに

不可欠なものを入れた、

袋のような構造をしています。


そして、遺伝子や酵素などを

保護し働きやすくするために、

カリウムやナトリウムなどの

塩分を含む塩水で満たされて

います。


こうしてできている細胞を

むき出しで空気中に置くと、

たちまち乾燥してダメになって

しまいます。


ですから、細胞の乾燥を防ぎ、

保護するために、細胞の周り

にも塩水があります。


ちょうど、イクラのしょうゆ

漬けを冷蔵庫に保存している

ときの様子に似ています。


この細胞の周りの塩水は、

組織液と呼ばれます。


すりむいたときににじみ出る
水や、関節を痛めたときに

たまる水は、この組織液です。


ところで、細胞の中と

外の塩水の成分は同じでは

なく、大きく異なっています。


たとえば、細胞の中は

カリウムが多く、細胞の外は

ナトリウムが多いのです。


でも、細胞の内外で

いちばん濃度が違って

いるのはカルシウムです。


カルシウムは、電解質の

一種で塩分として水に

溶け込みますが、その濃度は

細胞外が細胞内の2000倍

以上もあります。


ですから、細胞外から

少しだけカルシウムが

細胞内に入っても、細胞内

では濃度が何十倍にも増える

ことになってしまいます。


実は、細胞はこれを利用して、

細胞の働きを引き起こす合図、

シグナルに使っています。


血管や内臓が動くとき、

心臓の拍動、唾液の分泌、
脳内で神経が活動するとき、

それぞれの細胞の中に

カルシウムが入ることが

合図として使われている

のです。


たとえていえば、

カルシウムシグナルは

「生きるしくみの指揮者」

なのです。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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