サロン優癒(ゆゆ)〜東洋医学・薬膳料理・料理教室・オンライン講座〜

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

【二十四節気・寒露 おいしいものがたくさん、食欲の秋です】

10月になると、心地良い涼しい風が吹き、秋の夜長を感じさせる季節が来ます。

10月8日は寒露(かんろ)です。
寒露は秋が段々と深まり、冷え込みが増す前兆としての節気で、名前の通り、寒くなることで露が冷たく感じられる時期を表します。

夏の暑さがなくなることで、屋外で活動がしやすくなりますね。

まだ大きな冷え込みはないため、キャンプやピクニックなどアウトドアを楽しむにはちょうど良い時期です。

公園での紅葉狩りもおすすめですが、この時期は日本庭園も秋の色に染まり始めるため、ゆっくりとした時間を持って、庭園を散策するのもおすすめです。

また、この時期から温泉に足を運ばれる方も増えていきます。
寒さが増す前の、ちょうど良い冷え込みの中、露天風呂や旅館の温泉で温まるのは格別の楽しみです。

寒露の季節には、数多くの食材がその旬を迎えます。

秋の味覚の象徴である栗も旬を迎える時期です。
栗の甘くて香ばしい味わいは多くの人に愛されています。
特に、栗ご飯や和菓子、洋菓子としての利用が多いです。

しいたけもこの時期が旬です。(無菌栽培の普及で年中出回っていますが)
しいたけには冬を越した春の'春子'と、秋に出回る'秋子'があります。
'秋子'は香り高いのが特徴です。
木の香りと独特の食感が特徴的なしいたけは、炊き込みご飯や煮物、焼き物に最適です。

秋を象徴する食材の一つ、サンマはこの時期脂がのって美味しく、焼き魚や寿司ネタとしても人気です。

甘くてジューシーなぶどうは、そのまま食べるのはもちろん、ジャムやワイン、デザートにも使われます。

また、香り高い松茸は、この時期になると多くの料亭や家庭で楽しまれます。
松茸ご飯や土瓶蒸しは、秋の味覚を代表する料理として知られています。

寒露の季節は、これらの食材を中心に、食卓が華やぎます。
秋の深まりを感じながら、旬の食材を堪能するのはこの時期ならではの楽しみの一つです。

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する