ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経系機能回復/姿勢矯正】

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ホルモンのしくみ (内分泌系)②

ホルモンのしくみ (内分泌系)②
【甲状腺ホルモン】

(代謝亢進機能)


体の調子が良くて、

気分が爽快なときは、

体の中から力がわいて、

仕事や家事もドンドン

こなすことができますね。


このような体の状態を

つくるには、単純に体に

エネルギーをためるだけ

ではだめです。


豊富なエネルギーを

効果的に使わなければ

なりません。


私たちのエネルギーは、

糖分や脂肪から得られます。


ただ、糖分や脂肪は消化、

吸収され体内に入ってから、

細胞で分解されて初めて

エネルギーが取り出される

のです。


ですから、ただひたすらに

食べるだけでは、栄養分の

蓄積は起こりますが、

有効にエネルギーとして

使うことはできないのです。


消化、吸収されたり、

体内に蓄積されたりした

栄養分から効果的に

エネルギーを取り出すには、

実は甲状腺ホルモンの働きが

きわめて重要です。


甲状腺は、首の前の

ノドボトケの下にある器官です。


チロシンというアミノ酸と

ヨウ素(ヨード)という

元素から甲状腺ホルモンを

つくって分泌しています。


甲状腺にホルモンを

分泌させるのは、脳の

視床下部と下垂体の役割です。


この甲状腺ホルモンは、

血液の中に入って全身に

行き渡り、細胞のエネルギー

利用を向上させ、細胞を活発に

元気にします。


腸では糖分の吸収をうながし、

脂肪組織では脂肪の分解を

うながし、エネルギー源の

供給も増やします。


こうしてエネルギーの

消費が高まるので、

体内に熱が生じて体が

温まります。


ですから、冬になると

甲状腺ホルモンが多く

分泌され、寒さを乗り切っ

いるわけです。


甲状腺ホルモンは

「元気の源」なのです。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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