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ホルモンのしくみ (内分泌系)①
ホルモンのしくみ
(内分泌系)
ホルモンが焼肉の
「ホルモン」ではないことは、
みなさんご存じだと思います。
では体の中のホルモンは
一体どんなものなのか
というと、漠然としか
わからないのでは?
と思います。
体の中にしかない
ホルモンですが、
その働きをよく知ると、
日常でホルモンの存在を
実感することが
たくさんあります。
そのあたりを少し、、、
【寝る子は育つ】
(成長ホルモン)
「なんで子供は早く
寝なきゃいけないの?」。
子どもにこう聞かれたら、
どう答えますか?
「子供は早く寝るもんだ!」
なんていっても、最近の
子どもたちには説得力を
持たないようです。
勉強という大義名分も
あるでしょうし、テレビも
深夜の方が面白い。
毎日のように夜ふかし
している子どもが
増えているようです。
さて、子どもが早く寝るべき
である一という理由は、
十分な睡眠時間を確保する
ためです。
とくに成長期の子どもには、
睡眠の長さは重要です。
それは、体の成長に必要な
成長ホルモンが、睡眠中に
分泌が高まるからなのです。
成長ホルモンは、頭の
中心部にある下垂体という
場所から分泌されます。
この成長ホルモンは
肝臓を刺激し、ソマトメジンと
呼ばれるホルモンを分泌
させます。
成長ホルモンと
ソマトメジンは協力して
働き、乳児期から成人に
なるまで体を大きく成長
させます。
この成長ホルモンは、
分泌量が一定ではありません。
さまざまな原因で増えたり
減ったりします。
とくに、運動、低血糖、
睡眠でたくさん出ることが
わかっています。
つまり、子どものころに
外でよく遊んで、血糖が
下がっておなかを減らし、
たくさん食べて、よく寝ると、
体がどんどん大きくなる
ということなのです。
まさに「よく遊び、よく食べ、
よく眠れ」です。
昼間にたくさん遊べば、
夜はすぐに眠気が来てぐっすり
眠れます。
「寝る子は育つ」
というわけです。
子どもが健やかに育つ
ために夜ふかしは禁物です。
最後までお読み下さり
ありがとうございました。