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感じるしくみ(感覚系)15
感じるしくみ(感覚系)15
【くすぐったい】
(触圧覚)
赤ちゃんをあやすとき、
よくくすぐりをします。
くすぐられると大きな声を
出して笑い、身をよじって
逃れようとします。
でも、くすぐられること
自体はイヤではないので、
次にくすぐられるのを
待っていたりします。
ところで「くすぐったい感覚」は
「触れる感覚」と同種の感覚
らしいのです。
「くすぐった」と「触れる」では
すいぶん違うような印象も
あるのですが、両方とも
皮膚にある「圧される感覚」を
感じ取るしくみで受け止められ
ます。
皮膚を弱く圧すのが「触れる」
であり、それより強く押すのが
「圧される」なのだと理解されて
います。
でも、「くすぐったい」は
軽く触れても、強く圧されても
感じるようです。
また、普段はあまり物に
触れていない皮膚の部位が
「くすぐったさ」を感じ
やすいものです。
脇の下、腹など普段は衣服に
隠れている場所です。
顔や指先がくすぐったい
ことはめったにありません。
それでは「くすぐったさ」と
『触れる」「圧される」の違いは
何によって起こるのでしょうか?
ピントは「自分でするかり」
「他人にされるか」の違いの
ようです。
なぜなら目分で自分を
くすぐっても何も感じない
からです。
ほかわの人にくすぐられると、
その働を目分の体が予剤できない
ので、くすぐったさになるのでは
ないかと推別でさます。
だから「くすぐったさ」は
基本的にしは不使ですが、
とさには心地よかったり
します。
赤や不意打ちのくすぐりが
いちばん効果的ですね。
赤ちゃんと親の間では
重要なコミュニケーションの
手段です。
最後までお読み下さり
ありがとうございました。