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感じるしくみ(感覚系)13
感じるしくみ(感覚系)13
【鼻がムズムズ】
(鼻粘膜の役割)
暖かい日差しを受けて
まぶしさを感じると、
とたんに鼻がムズムズして、
くしゃみが出る人がいます。
これは日光による光くしゃみ反射
であると、専門書にも書かれて
います。
詳しいことはまだ解明されて
いないそうですが、何かしら
のどかさを感じる反射ですね。
冬から春にかけて
雪が溶けて、地面が顔を出し、
ホコリっぼくなるのも一因かも
しれません。
春は花粉が飛び回る季節でも
あります。
花粉症で鼻水やくしゃみに悩む
人がどんどん増えて、社会問題とも
なっています。
花粉症に悩む人は本当に深刻で、
こちらのくしゃみは「のどか」
などとはとてもいえないつらさです。
いずれにしても、春は鼻がムズムズ
する季節です。
ところで、ホコリや花粉で
くしゃみが出るのは、鼻が空気の
ゴミを取り除くフィルターの役割を
しているからです。
鼻の中には鼻甲介という表面を
粘膜でおおわれたとヒダがあり、
そのすき間を空気が通過する
ようになっています。
こうすることで吸い込まれた
空気は、粘膜によっで温められ、
湿らされ、さらにホコリが粘膜に
絡め取られ、除去されています。
粘澳についたホコリは、
鼻水やくしやみで出されます。
こうして冷たく乾燥して、
ホコリが入った空気が直接ノドや
肺の中に入るのを防いでいます。
口を開けて呼吸すると、
鼻のフィルターが効かないので、
ノドを傷め、力ゼをひきやすく
すると考えられます。
息はなるべく口を閉じて、
鼻からするように心がけると
いいようです。
試してみてください。
最後までお読み下さり
ありがとうございました。