mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
感じるしくみ(感覚系)⑧
感じるしくみ(感覚系)⑧
【「暑い」と「熱い】
(温覚、冷覚)
ところで、「暑い」という感覚は、
どのようなしくみで私たちが
悪じ取っているか、ご存じ
でしようか。
温度を感じ取るしくみは、
皮膚、内臓、筋肉、脳など
さまざまな場所にあります。
とくに皮膚には体の回りの
空気の温度、つまり気温を
感じ取るしくみがあります。
皮膚の温度より低い気温を
感じる冷点と、皮膚より高い
温度を感じる温点です。
冷点と温点は気温だけでなく、
皮膚に触れたものの温度を
知るしくみでもあります。
ところが、この場合は
「冷たい」「温かい」「熱い」と
表現します。
一方、気温ではそうはいわずに
「寒い」「暖かい」「暑い」
となります。
音は同じですが
「暑い」と「熱い」には
かなり異なった感じがありますね。
では、体は「暑い」と「熱い」を
どう感じ分けているのでしょうか。
実はまだ明確なことは
わかっていません。
ただ、皮膚の一部分にだけ
高い温度を感じると「熱い」
となります。
ドライヤーなどで高温の空気を
吹き付けられたときは、
空気の温度ですが、熱い風と
いうことになりますね。
一方、全身に同じような高い
温度を感じ
ると「暑い」となるようです。
もちろん暑さがさらに高まって
いても立ってもいられなくなると
「熱い」になるかもしれません。
ところで、お風呂はどうでしょう。
「熱いお風呂」とはいいますが、
「暑いお風呂」とはいいません。
頭を出しているからでしょうか?
でもサウナ風呂も「暑い」とは
いいませんね。
いろいろ考えているうちに
わからなくなってきました。
頭の中が熱くなってきたので
終わりにします。
そういえば、頭が暑くなるとは
いいませんね、、、
最後までお読み下さり
ありがとうございました。