9月8日は白露（はくろ）です。

白露とは、「秋の陰気が夏の陽気に交わるとき露が凝って白く見える」という意味が込められています。

この時期は真夏の暑さが和らぎ、心地よい秋の風を感じることができます。
昼はまだまだ暖かいので、過ごしやすく、夜は少し冷え込むことがあるため、夜のお散歩や星空鑑賞にも最適です。

朝早くに散歩をすると、草花についた白い露を楽しむことができます。
特に日が昇りかけの時間帯は、露が光を反射してキラキラと輝く美しい風景を楽しむことができます。

この時期はさまざまな農作物が収穫の時期を迎えるため、地元の農家や観光農園で収穫体験をするのもおすすめです。

この季節になると、公園のベンチで読書をする人を見かけるようになることでしょう。
読書の秋とも言われる通り、涼しい気候は読書を楽しむのに最適です。
お気に入りの場所を見つけて、読みたいと思っていた１冊を読んでみるのはいかがでしょうか？

秋は味覚の季節とも言われ、白露の時期には旬の食材がたくさん登場します。

サンマは脂がのったこの時期が旬。焼き魚や刺身、煮物など、さまざまな料理で楽しめます。
甘くて香ばしい栗は、渋皮煮や栗ご飯、栗きんとんなどで味わえます。
しめじ、エノキ、マツタケなど、秋のきのこは味わい深く、炊き込みご飯や鍋物、天ぷらなどで楽しめます。
スイートな味わいのぶどうもこの時期が旬です。そのまま食べるのはもちろん、ジュースや
デザートにも使えます。

白露の時期は、自然の変化とともに心地よい日常を過ごす絶好のチャンスです。
季節の変わり目を感じる特別な日々を、旬の食材とともに楽しんでみてはいかがでしょうか。