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【二十四節気・処暑 夏から秋に移り変わっていきます】
8月23日は処暑(しょしょ)です。
この時期は、厳しい夏の暑さが徐々に和らぎ始め、心地よい秋の空気が感じられるようになります。
特に朝夕は、夏真っ盛りの時期と比較するとだいぶ過ごしやすくなりました。
徐々に朝夕と昼間の温度差を感じるようになります。
この時期には早朝の散歩がおすすめです。
朝の涼しい空気を感じながら、夏の名残りの蝉の声や、秋の訪れを予感させる虫の声を楽しむことができます。
この時期は夜空も楽しむことができます。
天気の良い日に夜空を見上げれば、秋の大三角などの星座が見え始めることも。
涼しい夜に星空を楽しむのも処暑の醍醐味です。
処暑の頃は、夏の食材と秋の食材が入れ替わり始める時期でもあります。
特に、次のような食材が旬を迎えます。
鱧(はも)
夏から秋にかけて旬を迎える鱧は、滑らかな食感と独特の風味が魅力。
鱧の天ぷらや骨せんべい、鱧しゃぶなど様々な調理法で楽しめます。
栗
初秋を感じさせる食材として栗が登場。
焼き栗や栗ご飯、そして和菓子に使われる甘露煮など、栗を使った料理は日本の秋の風物詩です。
さつまいも
甘みが増してくるこの時期のさつまいもは、焼き芋やスイートポテト、または天ぷらとしてもおいしい。
無花果(いちじく)
甘くて柔らかな無花果は、そのまま食べるだけでなく、ヨーグルトやサラダにトッピングとしても。
このように、処暑の頃には、夏の名残りと初秋の気配が交錯する美しい季節となります。
旬の食材を楽しみながら、季節の移り変わりを五感で感じ取ることができるのが、日本の二十四節気の魅力と言えます。