ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経系機能回復/姿勢矯正】

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

脳のしくみ(脳神経系)13

脳のしくみ(脳神経系)13
【いい顔】

(感情と表情)


人は感情が豊かな動物です。

細やかな感情の変化は

人に特有のもので、感情を

お互いに表現して気持ちを

通じ合い、ついには社会を

形成して文明社会をつくり

上げたのです。


人で大きく発達した

大脳の前の部分である

前頭葉は、この人の感情を

つくり出すに重要な役割を

持っています。


もちろん他の動物にも

感情はありますが、

その内容は比較的単純な

不快、怒り、喜びなどで、

情動と呼ばれます。


情動は大脳の下にある

視床下部や大脳辺縁系と

呼ばれる部分で形成され、

これらの部分は少なくとも

哺乳類ならみな持ち合わせて

います。


人の感情は、情動を基本と

して、それをさらに複雑に

組み合わさってできています。


たとえば、寂しいとか、

うれしくて泣いてしまう

というような心の動きは

かなり複雑なものだと

おわかりになると思います。


この感情をお互いに

通じ合わせるための有力な

手段が表情なのです。


人は顔面の筋肉である

表情筋を発達させ、

これにより細やかな

表情をつくり出しました。


前頭葉が大きくない

他の動物は表情筋が

発達していません。


目尻を下げて喜ぶ犬とか

顔をしかめて泣く猫なんて

見たことないですよね。


一方、大脳がやや発達して

いる類人猿はかなり表情が

出てきます。


以前、大脳が発達した人は

オデコが広いとお話ししましたが

オデコが広いと感情が細やかに

なり、それにつれて表情が

出てくることになったと

考えることができます。


つまり人の顔は人の高度な

精神作用を表しているのです。


人柄は顔に表れるという

ことです。
みなさん、いい顔していますか?


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する