ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経系機能回復/姿勢矯正】

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脳のしくみ(脳神経系)⑤

脳のしくみ(脳神経系)⑤
【睡眠と脳波】

(レム睡眠)


人はどのぐらい眠りを

ガマンできるのかを

調べたところ、264時間

12分でついに眠ったという

記録があります。


なんと11日間ですから

驚きです。


普通は、2日も眠らないと

瞬間的に短時間の眠りが

起こったり、反応を誤ったり

注意力が散漫になったり
します。


睡眠は脳の働きを

維持するのに必要不可欠

なのです。


睡眠中の脳の様子は、

眠っていても測定できる

脳波を使って調べることが

できます。


それによると、睡眠中に

脳波はかなり変化している

ことがわかります。


睡眠が始まると
脳の活動は低下します。


目が覚めているときも

安静時に比較的大きなa波が

見えますが、睡眠に入ると

さらに振幅が大きくゆっくり

とした波(徐波)が多く

現れます。


この状態を徐波睡眠と

呼びます。


脳全体が休んでいるような

状態です。


しばらくすると、

比較的速くて細かい波が

突然出てきます。


脳波を見ると起きている
ように見えるのですが

実際は深く眠っています。


このときまぶたの下で眼球が

特有の運動をするので、英語の

「Rapid Eye

Movement」

(急速な眼球運動)の頭文字を

とってレム(REM)睡眠と

呼びます。


眠っているのに脳が活発に

活動しているので、

「逆説睡眠」ともいいます。


睡眠中は徐波睡眠と

レム睡眠が1時間半から

2時間に1回ずつ交互に

現れるのです。


研究者の多くはレム睡眠中に

夢を見ると考えています。


睡眠薬を使うとしム睡眠が

起こらなくなりますが、

そうするといくら眠っても

頭がスッキリしません。


レム睡眠は脳の働きを

整える役割を持っています。


睡眠は脳の休息のために

あるのです。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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