ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経系機能回復/姿勢矯正】

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おしっこのしくみ (腎泌尿器系)④

おしっこのしくみ
(腎泌尿器系)④
【血液の浄化装置】

(腎機能)


腎臓は、背中側のあばら骨と

腰骨の間に、背骨をはさんで

左右にある臓器です。


この腎臓がおしっこを

つくっている臓器であることを

ご存じの方も多いと思います。


では、おしっこは

どうつくられるのでしようか?


これまでに、おしっこは体に

生じたゴミを体の外に出す

しくみだと、お話ししました。


ゴミは全身の細胞から血液に

「ゴミ出し」されます。


この血液の中のゴミを除去して

おしっこにするのが腎臓の

役割です。


しかし、血液にはゴミだけが

あるわけではありません。


赤血球や白血球、消化管から
吸収された栄養素、体の調子を

整えるホルモンなど、

大事なものがたくさん含まれて

います。


そんなたくさんの物質中から、

ゴミだけを取り出すには

二段構えのしくみが必要です。


腎臓の血管の壁には、

すき間がたくさんあって

フルイ状になっている

ところがあり、そこから

ゴミを水と一緒に

こし出します。


赤血球や白血球や

タンパク質などは

ゴミに比べて大きいので、
このすき間を通過しません。


こし出された水には栄養素も
含まれているので、栄養素だけ

選んで血液に回収します。


最後に水分不足に

ならないように水をある程度

回収して、おしっこが完成します。


ですから、おしっこには
通常、一滴の血液も、

一切の糖などの栄養分も

含まれていません。


できたおしっこは、

腎臓から出て膀胱に
ためられて、出される時を

待ちます。


こうして、血液が腎臓を

通過するだけで、かなりの

ゴミがこし出され処理

されます。


腎臓は血液の浄化装置

なのです。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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