ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経系機能回復/姿勢矯正】

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栄養のしくみ(栄養と代謝)23

栄養のしくみ(栄養と代謝)23
【カ二味噌】

(肝臓と胆汁の役割)


カ二は北海道を代表する

味覚です。


本州からやって来た人は、

力二をおなかいっはい

食べることを楽しみにして

いるそうです。


かくいう私も力二は大好きです。


でも、カ二をおなかいっぱい

食べようと、山盛りのゆでガ二と

格闘していると、意外と早く

飽きが来てしまうものです。


そこでいいアクセントに

なるのがカニみそです。


あの濃厚な味は、そのまま舌に

載せても、カ二の身につけても

いけます。


お酒もがぜんおいしくなります。


ところで、カニみそってなんだか

ご存じですか?


残念ながらカ二の脳ミソでは

ありません。大体、あんなに

体いっぱい脳ミソがあったら、

カ二は人に捕まらないでしょう。

カニみその正体は中腸腺と

呼ばれる器官です。


人には中腸腺と呼ばれる器官は

ありません。


なぜなら、人の中腸腺にあたる

部分は、進化の間に肝臓と膵臓に

分かれてしまったからなのです。


肝臓は腸から吸収した

栄養素をいったん貯蔵して、

必要に応じて全身に再配分する、

「問屋」さんの役割をしています。


だから、肝臓すなわちレバーは

栄養豊富でおいしいのです。


カ二の中腸腺も栄養素が

たっぷりたまっているので、

濃厚でおいしいのです。


ところで、カ二みそは

少し苦い味がします。


これは肝臓がつくる胆汁の

成分がカ二みそにも含まれて

いるからと考えられます。


ズワイガ二のみそが緑が

かっている理由も同じです。


胆汁はやや褐色で苦い味のする

消化液です。


同じ成分は漢方のクマの

胆にもあり、消化吸収を

促進するといわれています。


山盛りのゆでガ二を

平らげるには、力二みそが

助けになるのかもしれません。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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