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【二十四節気・大暑 暑さのピークがやってきます】 

今年の大暑(たいしょ)は、7月23日に訪れます。

この時期は真夏の最盛期で、日本全国どこでも暑さが頂点に達します。
一年で最も日差しが強く、植物や動物たちは生命力を全開に展開します。

そこで大暑の時期の過ごし方の一つとして、「涼」を求めることが挙げられます。
昼間の暑さを避けて早朝や夜に活動したり、自然の涼を楽しむために川辺や山へ出かけたりします。
また、室内では扇風機やエアコンを上手に活用し、適度な冷房と水分補給で体調管理を心がけることが大切です。

大暑の期間に味わいたい旬の食べ物には、夏野菜や果物が豊富に登場します。

例えば、桃、スイカ、トウモロコシなどは、その甘さとジューシーさで暑い日々を爽快にしてくれます。
また、ナスやキュウリ、トマトなどの夏野菜は、サラダや冷や汁などにして体温を下げるのに役立ちます。

特に注目したい食材としては、「ウナギ」が挙げられます。
大暑は「土用の丑の日」が含まれることが多く、この日にウナギを食べるという習慣があります。
ウナギはビタミンAやビタミンE、そして良質な脂質を多く含み、夏バテ防止に効果的です。
暑さで食欲が落ちるこの時期に、ウナギの蒲焼きは最高のエネルギーチャージを提供してくれます。

また、大暑を過ごす上で欠かせないのが、「冷たいデザート」です。
かき氷、アイスクリーム、冷やし団子等、季節の果物をトッピングしたり、抹茶やあずきと組み合わせたりと、バリエーションは無限大です。
また、地域によっては伝統的な夏のデザートも楽しむことができます。

このように、「大暑」は厳しい暑さを乗り切るための工夫とともに、季節ならではの食事や活動を楽しむ絶好の機会です。
自然のリズムに身を任せ、旬の食材を味わいながら、夏のエネルギーを満喫しましょう。

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