栄養のしくみ（栄養と代謝）16
【脳のエネルギー】
(脳と糖分)

受験生のみなさんは、

毎日必死に勉強に励んで

いることでしょう。

新年を迎えると、間近に控えた

大学入試センター試験を皮切りに

入学試験シーズンに入るので、

大学は大忙しです。

受験生のみなさんには、

人生の大きな関門です。

普段の実力が発揮される

ことを祈るばかりです。

ところで、夜遅くまで自室に

こもって受験勉強という

受験生が多いようです。

夜の静寂の中の方が

集中できて、勉強がはかどる

かもしれません。

でも、入学試験は朝から昼間に

行われます。

試験に備えて、夜型から昼型の

生活リズムに戻さなければ

なりません。

一日の生活のリズムを整える

コツは、規則正しく食事する

ことです。

とくに、朝食を食べることです。

寝ている間に食べることは

ありませんから、朝起きた

ときには、体は相当に

エネルギー不足になっています。

ここで、朝食抜きでいると、

昼までエネルギー不足が続き、

とくに糖分しかエネルギー源に

できない脳は働きがすっかり

落ちてしまいます。

朝食抜きの受験は、

まず間違いなく

失敗するでしょう。

ですから、試験の朝は

炭水化物をたくさんとるのが

よいようです。

ただし、砂糖分では、

お昼まで持たないで、

昼前にエネルギー不足に

なることがあります。

でんぷんで炭水化物をとるのが

おすすめです。

ご飯、パン、バナナに体を

温めるタンパク質が豊富なミソ汁、

牛乳、卵です。

脂肪の多い肉類は控えめに！

幸運を祈ります。

最後までお読み下さり

ありがとうございました。