ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経系機能回復/姿勢矯正】

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栄養のしくみ(栄養と代謝)14

栄養のしくみ(栄養と代謝)14
【カルシウム不足】

(上皮小体ホルモン)


人はカルシウムを食べ物として

毎日とならなければなりません。


それは骨のカルシウムを補う

必要があるだけではありません。


カルシウムは体のさまざまな

ところで重要な働きをして

いるからです。


カルシウムには神経や

血管などの運動を適切に

調節する働きがあります。


カルシウムが極端に不足すると

低カルシウム血症となり、

神経が過敏な状態になって

手足にけいれんが起こったり、

精神的な不安定が生じたりします。


また、それほど極端に少なく
ならなくても、カルシウム摂取が

足りないと、血圧が不安定に

なるといわれています。


血液中のカルシウムを適切に

保つことは、細胞の周りの

カルシウムを一定に維持する

ことになります。


細胞の周りのカルシウムが

細胞内に流入することが

きっかけで、心臓の活動、

血管の収縮、ホルモンや

消化液などの分泌が

引き起こされます。


ですから、血液中のカルシウムは

ぜひとも安定させなければ

なりません。


そのために、上皮小体ホルモン

(PTH)が活躍します。


上皮小体とは、首にある

甲状腺の裏側についている

ごく小さな内分泌器官で、

「副甲状腺」

とも呼ばれるものです。


ここから分泌されるPTHは、

ビタミンDを活性化し、

腸からのカルシウムの吸収を

促進します。


また、骨の中のカルシウムを

必要に応じて血液中に動員する

働きがあります。


ですから、食べ物からの

カルシウム摂取が不足すると、

血液のカルシウムを一定にする

ために、PTHが骨から

カルシウムを抜いてしまい、

骨が弱くなります。


現代の日本人はカルシウムが

不足がちです。


カルシウム摂取に心がけ

ましょう!


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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