栄養のしくみ（栄養と代謝）⑥
【誤解されているビタミン】
(ビタミンの役割)

お盆の帰省で車の渋滞や

列車の混雑に巻き込まれ、

大変な思いをされた方も

多いと思います。

この時期は暑さが続いて

疲れが出てくる時期です。

そんな疲れを取るために
は栄養補給に心がけなければ

なりません。

さて、栄養といえば、

ビタミンと考える方も

多いと思います。

そこで、ビタミン豊富な食事を、

となります。

ここまでは正解です。

ならば、ビタミン剤や

ビタミン豊富なサプリメントを

とれば大丈夫なのでしょうか？

ちょっと待ってください。

これは正しい考えでは

ありません。

では、そもそもビタミンって

何でしょう？

人は食事で栄養をとって

それをエネルギーにして

活動しています。

例えれば、ガソリンで

動く車のような感じでしょうか。

そこで、エネルギーとなる

三大栄養素（炭水化物、
脂肪、タンパク質)を

「ガソリン」と考えましょう。

すると、ビタミンは

エンジンを円滑に動かす

「エンジンオイル」に

例えられます。

おわかりですね、

エンジンオイルばかり

入れてガソリンを入れないと

車は動きません。

たとえガソリンを入れていても、

エンジンオイルを大量に

入れすぎるとトラブルの
もとです。

人も同じなのです。

ちゃんと食事をとらないで、

ビタミンばかり錠剤でとるのは

全く効果のないことです。

栄養ドリンクばかり飲んでいる

人にも、同じことがいえますね。

ビタミンは食事でとるのが

基本です。

食べ物に含まれている

ビタミンの量はとてもよい

バランスになるのです。

ビタミンの大量摂取は病気
のもと、と心得てください。

最後までお読み下さり

ありがとうございました。