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ごはんを食べるしくみ(消化器系)11
ごはんを食べるしくみ
(消化器系)11
【快食!快便!】
(胃大腸反射)
うんちは毎日きちんと
出てきますが、実際うんちを
出すしくみはどうなっている
のでしょうか?
食べ物の中の栄養素は、
小腸で吸収されます。
吸収が終わった内容物は液状で、
そのまま大腸の入りロである
盲腸に移動します。
大腸は水分の吸収のしくみは
ありますが、ほとんど栄養を
吸収しません。
内容物は盲腸から上行結腸、
横行結腸、下行結腸そして
S状結腸と進んでいく間に
水分が吸収され次第に
固形化していきます。
固形化した内容物は
S状結腸を先頭にして
たまります。
S状結腸の先には直腸
そして肛門がありますが、
そこにうんちは進出しません。
つまり、普段、直腸は空っぽ
なのです。
そのうちうんちがたまって
きて、先頭が押し出されて
直腸に入り、直腸を押し
広げると、これにより
「トイレに行こう!」と
考えるようになります。
そこで、トイレに入り、
決断をしていきむと、
大腸全体の運動が始まります。
うんちが押し出されるのです。
これを排便反射といいます。
ところで、毎朝決まって食後に
トイレに行く人が多いと思い
ますが、これは睡眠後の空腹に
朝食を食べて、胃が膨らむことが
きっかけです。胃一大腸反射と
いいます。
次の食べ物がきたので、大陽内の
スペースを確保するため、大腸の
運動が活発化し、たまった
うんちが直腸内に進出するため
です。
これで、トイレに行きたく
なるのです。
空腹になるぐらいたっぷり
睡眠をとり、朝おいしく
ご飯を食べると、便秘になり
にくいのです。
快眠、快食、快便!
健康法の基本ですね。
最後までお読み下さり
ありがとうございました。