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メールマガジン バックナンバー
目標を持つということ
6月最後の夜に、
ふと…彼女のことを思い出した。
彼女は、
私が小学校2年生の夏に出会った、弾ける笑顔が可愛い1つ年下のかおりちゃん🧡
父の仕事の付き合いで、取引先の方たちとの旅行に連れて行かれた時に出会った女の子。
行く前の私は正直、
大勢の知らない人たちと1泊2日で旅行に行くことが苦痛でしょうがなかった😇
『やだなぁ〜…』と思いながらも、
合流した時に、父たちがかおりちゃんと私を引き合わせてくれて、
弾ける笑顔の彼女に惹かれた私は、すぐに彼女と仲良くなった🥰
何したか覚えていないけど笑
とにかく一緒にいるのが楽しくて、ちょっとケンカもしたけどすぐにまた仲直りして♡
2日間がアッという間で『もっと遊びたい〜』と思ったほどだった。
そんな彼女は生まれつき重い病気を持っていて、ほとんど学校にも行くことができないと、父から聞いたことがあったけど、
そんなの感じさせないくらい、笑顔が素敵で輝いて見えたかおりちゃん。
父から話を聞く程度で、
その後なかなか会うことは出来なくて、いつの間にか彼女のことも忘れていた。
大人になって、父から、かおりちゃんのお父さんの話を聞いた時、
『あれ?そういえば、かおりちゃんって何してるのかな?』って思い出して、父に聞いた。
『亡くなったみたいだよ。手術も何十回もして、最後は両足も切っていたんだって…』と。
そうかぁ〜…と、
彼女の死を知ったのは、
私が結婚して母になった頃だったかな?
それから月日は流れ、2023年6月のある日、
たまたま父の職場に寄った時に、
たまたまかおりちゃんのお父さんが来て、
幼少期ぶりに挨拶した。
『そうかぁ〜、かおりも生きていたら、そんな歳かぁ〜…』って。
『あの子もね、最後まで弱音も吐かずに頑張って生きたんだよ。見ているのも辛かったけど、こっちが励まされるくらいで…』
って、涙ぐみながら話してくれたお父さん🥺
『最後はね、生きるために両足を切らなくてはいけなくて…お父さん大丈夫だよってあの子が自分で決めて、生きる選択をしたんだよ。』
『最期は「もうじゅうぶんがんばったからがんばらなくていいよね」って言ってね、すごい頑張って生きてくれたよ。』
という話を聞いて、
心の中に残っているかおりちゃんの弾ける笑顔を思い出して切ない気持ちになったけど、
でも、
あの笑顔で《最後まで生き抜いたんだな…》
めちゃくちゃカッコイイな🥹✨✨
って思った。
それを思い出した、6/30の夜。
今の私に、《もうじゅうぶんがんばった》と言えるだろうか?!!
言えないーーーーーっ!!!💦
言えるわけがない。
ということは、
《まだまだ頑張れる》ということ😳✨
そして、改めて、
_______________
今ある毎日は当たり前ではない。
限りある人生をどう楽しむか✨
時間を自分をどう大切に扱うか✨
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
に気づかせてもらったなぁ〜と
ワクワクしてきた🤩
たった2日間一緒にいただけだった
かおりちゃんとの記憶は小2のままで、
《かおりちゃん》と覚えているほど、私の35年の人生の中で印象深くて大切な時間だったんだと思う。
ココまで読んでくれた方、
本当に本当にありがとう🙏🥰
このエピソードが、
あなたの大切な人生にも、生きる目標とほんの少しの彩りを与えられたなら幸いです🧡
軽やかな7月になりますように〜〜🍀
ROCCO モカ