ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経系機能回復/スポーツ障害】

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ごはんを食べるしくみ(消化器系)⑥

ごはんを食べるしくみ

(消化器系)⑥
【人間竹輪理論】

(消化管機能)


食べ物は、口から食道、胃、

小腸、大腸と管状の器官を通り、

肛門から便として出でいきます。


この間に、食べ物は消化され、

栄養素が吸収されます。


この一連の器官を消化管と

いいます。


つまり、口から肛門までは

一本の管であるということです。


食道と胃と小腸、小腸と大腸の

境目は極端に狭くなっていますが

それにしても、食べものが通過

できるのです。


つまり、人の体には一本の穴が

貫通しているわけで、人の体は

竹輪のような構造であると

考えられるのです。


ただ、これは人間だけではなく、

動物にも共通しています。


へビやミミズのことを思い

浮かべてみてください。


人を竹輪に見立てると、

消化管の中は体の外にある

ことに気づきます。


竹輪の穴は竹輪ではないのです。


ですから、消化管内にある食物の

栄養素が消化管の壁を通過して
体の中に入っていくことを吸収

というのです。


食べ物を直接、体の中に入れずに、

消化管内の「体の外」にとどめて

おくことには、いくつかの利点が

あります。


一つは食物の確保です。


おなかに収めてゆっくりと

消化吸収するのです。


さらに、もし食物の中に

有害なものが含まれていると、

それを感知して吸収する前に

排除することができます。


そうです、嘔吐や下痢は

消化管内の有害物を排除する

重要な反応なのです。


こういった消化管の構造や

重要な機能の全体をまとめて、

「人間竹輪理論」と名づけ

ました。


健康のためにみなさんも

覚えていただくと幸いです。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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