ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経系機能回復/姿勢矯正】

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ごはんを食べるしくみ(消化器系)③

ごはんを食べるしくみ

(消化器系)③

【おもちに用心】
(嚥下反射)


毎年みなさんは、たくさんの

ごちそうで新年をお祝いして

いるのでしょうか。


お酒でも、食べ物でも、

ゴクっと飲み込むときの

満足感はこたえられませんね。


この飲み込む行為は無意識に

行われるので嚥下反射と呼びます。


たとえば、アメ玉をなめている

ときに、アメがノドの奥に行って

しまい、心ならずも飲み込んで

しまった経験をお持ちの方も

少なくないでしょう。


嚥下反射は食べ物でも、
飲み物でも、ノドの奥の

粘膜に物が押し付けられると、

自動的に起こってしまいます。


なぜ反射になっているのか

というと、嚥下が実に複雑な

運動を必要としているから

なのです。


ノドは、食べ物だけでなく、

息の通り道です。


ですから、普段は鼻や口は

気管とつながっていて、

胃への通り道である食道は

閉じているのです。


でも、食べ物が来たときには、

鼻への通り道と気管への通り道を

ふさぎ、食道の入り口を開かなけ

ればなりません。


そうしないと、食べ物が鼻へ出て

しまったり、気管に入ってむせて

しまったりします。


こんな複雑なことをいちいち考え

ながらやっていられないので、

自動的に行うのです。


お正月には、おもちを食べる

機会が増えると思います。


おもちは粘りがあるので、
嚥下反射のジャマをし、気管を

ふさいでしまいます。


おもちは口にほおばらず、

少しずつ歯でかみちぎって

食べるように心がけてください。


おもちをノドにつまらせる事故が
お正月には、毎年のように起きて

います。


くれぐれもご用心を。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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