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【二十四節気・夏至 夏の真ん中、一年で一番明るい日です】

二十四節気の中で、夏至は夏の真ん中、日照時間が一年で最も長い日を指します。
この特別な日は、多くの文化で祝われ、古代から人々の生活と深く結びついてきました。

今年の夏至は6月21日です。
一年の中で最も直射日光が地表に垂直に近い角度で当たるため、この日は暖かさと明るさがピークに達します。
なお、南半球では冬至がこの時期にあたります。

夏至は、自然と人間の生活を繋げる節目として重要な役割を果たしてきました。
例えば、農業では、夏至を境に収穫の季節に向けた作物の成長が一段落し、新たな作物の準備を開始します。
また、季節の変化を感じ取り、自然と調和するための伝統的な行事や祭りが多くの地域で行われます。

夏至の時期は、新鮮な果物や野菜が豊富に市場に並ぶ季節です。
日本では特に、さっぱりとした味わいのキュウリやトマト、甘さが際立つとうもろこしやスイカがその時期に旬を迎えます。
これらは暑さを和らげ、夏バテを予防するのに役立つ食材として知られています。

また、魚介類ではアジやサバが夏至頃には脂がのり、味わい深い美味しさを楽しめます。
これらの魚は栄養価が高く、特に夏の暑さで疲れた体にエネルギーを与えるために役立ちます。

さらに、この時期は新米の収穫が始まる地域もあります。
新米はその特有の甘みと風味があり、おにぎりや冷たいお茶漬けなど、炎暑を和らげる食事に最適です。

夏至の時期の旬の食材を使うと、料理に深みとバラエティが増します。
旬の食材を使うことで、食事がより美味しく、栄養価も高まります。

夏至の日は、自然の恵みを堪能する絶好の機会です。
その日の長さと太陽の暖かさを感じながら、旬の食材を使った料理を楽しむことで、自然との繋がりを深め、季節の移り変わりを実感することができるのです。

蒸し暑さを感じる時期ですが、太陽の恵みをしっかり受け取ってくださいね。

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